セキュリティの有効化

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セキュリティの有効化

ユーザーセキュリティ機能(アクセス権機能)は初期状態では有効になっていません。

 

新規にプロジェクトファイルを作成する際に、ユーザーセキュリティ機能を有効にするかを選択できます。この方法はプロジェクトファイルの場合のみ可能です。

 

既に存在するプロジェクトでセキュリティ機能を利用する場合には、対象のプロジェクトに対して機能を有効にする手続きを行う必要があります。このために必要な情報(有効化キー)はスパークスシステムズ ジャパンのWebサイトに掲載されています。また、セキュリティ機能を無効にする場合にも、同様に有効化キーが必要になります。

 

 

利用手順:

リボン

  • プロジェクトファイルの新規作成時に表示されるセキュリティ機能の有効化ダイアログで、有効にする
  • プロジェクト > セキュリティ > 管理 > セキュリティの有効化

 

 

既に存在するプロジェクトでの有効化:

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説明

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スパークスシステムズ ジャパンのEnterprise Architectサポートユーザーの「コーポレート版追加情報」のページを表示し、セキュリティ(アクセス権)機能の利用の有効化キーを入手します。

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「プロジェクト」リボン内の「セキュリティ」パネルにある「管理」ボタンを押すと表示されるメニューで「セキュリティの有効化」 を選択します。セキュリティの有効化・無効化 ダイアログが表示されます。

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「セキュリティ機能の有効化キー」の欄に、Webサイトから入力した有効化キーを入力します。

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必要に応じて、「ダイアグラムに自動的に排他ロックを適用」にチェックを入れます。

この機能を有効にすると、ダイアグラムの同時編集の可能性を大きく減らすことができます。ただし、編集時に排他ロックが必須のモードの場合には、この設定は動作に影響しません、

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OKボタンを押すとセキュリティ機能が有効になります。

初期ユーザーとして、すべての権限を持った管理者(ログインIDはadmin)が作成されます。この管理者adminの初期パスワードはpasswordです。

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「プロジェクト」リボン内の「セキュリティ」パネルにある「自分の設定」ボタンを押すと表示されるメニューで 「別のユーザーとしてログイン」 を選択し、admin としてログインします。

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必要に応じてユーザーを作成し、権限を設定してください。

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セキュリティ機能を無効化するためには、この手順を再度繰り返してください

 

注意:

  • セキュリティ機能が有効になると、セキュリティ機能を無効にするにはセキュリティ - 機能のON/OFF制御のアクセス権が必要になります。初期状態で作成される管理者はこの権限を持っています。
  • セキュリティ機能を一度無効化し、その後再度有効にする場合には、管理者ユーザーのパスワードおよび権限は初期化されます。
  • 「ダイアグラムに自動的に排他ロックを適用」の項目は、無効化する場合には表示されません。よって、この設定を変更したい場合には、一度セキュリティの機能を無効化し、その後再度セキュリティの機能を有効にしてください。この設定項目はセキュリティに関する設定(ユーザー・グループ・アクセス権)およびロック中の要素には影響しません。
  • 標準の (ユーザー・グループを明示的に指定する) ロックモードでは、このオプションを有効にすることで、複数の人が同時に同じダイアグラムを編集することを避けることができます。利用者がダイアグラムを編集すると、Enterprise Architectが自動的にダイアグラムに排他ロックを適用します。これにより、他の利用者が編集することを避けることができます。ロック中は、データベースの情報と編集中の情報に差異が生じることになります。以下の操作を行うことで、このロックは解除され、変更内容が反映されます。
  • 保存のアイコンやショートカットキーで、ダイアグラムの変更内容を保存した場合
  • 「元に戻す」を実行し、すべての変更内容が元に戻った場合
  • ダイアグラムを閉じた場合

もしダイアグラムに既にユーザーやグループのロックが適用されている場合(ただし利用者に編集権がある場合)には、ダイアグラムの編集時には一時的な排他ロックが適用されます。ダイアグラムを保存すると、元のロックを再適用し、元に戻します。

このチェックボックスの設定は、編集時には排他ロックが必須モードの場合には無視されます。

 

 

参照: