グループの管理

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グループの管理

グループを利用することで、アクセス権の設定を簡単に行うことが可能になり、複数のユーザーにまとめてアクセス権を設定できます。

 

なお、ここで定義したグループはモデル内メッセージの機能でも送信先グループとして利用できます。メッセージをグループ宛に送信した場合には、そのグループのすべてのユーザーにメッセージが届きます。この場合には、以下のいずれかの動作になります。

 

 

グループの作成後は、グループに対して利用するパースペクティブやリボンを指定できます。これにより、グループの目的に合致するパースペクティブや機能を利用しやすくできます。

 

 

利用手順:

リボン

プロジェクト > セキュリティ > グループ

 

 

グループの管理

項目

説明

グループ名

グループの名前を指定します。

説明

グループの説明文を入力します。

OpenID

OpenIDの情報として定義されるグループ情報と、プロジェクト内のグループを結びつけるための情報です。この項目は、「Windows/OpenIDユーザー定義と連動」の設定が有効な場合に利用されます。OpenIDでログインした場合に、そのユーザー情報と合わせて渡されるグループ情報を元に、プロジェクトに定義されたグループに所属させ、プロジェクトが利用できるようになります。既にプロジェクトに情報があるユーザーの場合には、OpenIDから渡されるグループ情報を正しいものとしてグループの所属情報を更新してから、プロジェクトが利用できます。

ここで設定した情報と、OpenIDで定義されたグループ情報の文字列が一致する場合に、該当のグループに所属するとみなします。

なお、大文字小文字を区別します。

(参照:ユーザーの管理)

Active Directoryとリンク

このチェックボックスにチェックを入れると、ユーザー情報を読み込むための Active Directory グループへのリンクが有効になります。グループの選択ダイアログが表示されるので、結びつけるActive Directoryグループを指定します。同期ボタンをクリックすると、ユーザーの読み込みを開始します。

ActiveDirectoryに結びつけるには、Windowsの「ActiveDirectory認証を受け入れる」権限が必要です。権限がない場合、エラーメッセージが表示されます。

「Windowsのユーザーと連動させる」の設定が有効な場合には、新しいユーザーがログインすると、そのユーザーの情報がプロジェクトに追加され、そのユーザーのActive Directory グループに対応するローカルグループに割り当てられます。既存のユーザーがログインすると、結びつくActive Directoryグループに割り当てられ、所属していないグループからは削除されます。ユーザーがどのグループにも属していない場合、プロジェクトを開くことはできません。

共有メッセージ

(一覧内のチェックボックス)

モデルメッセージの機能で、グループに対してメッセージを送信可能にする場合には、チェックを入れます。

チェックを外した場合には、グループに対してメッセージを送信すると、グループのメンバーそれぞれにメッセージが配信されます。

OpenIDグループ

結びつくアクティブディレクトリのグループがある場合、その内容が表示されます。

新規

このボタンを押すと、新しいグループを追加できます。

保存

このボタンを押すと、指定した内容でグループを作成します。

削除

このボタンを押すと、選択されているグループを削除します。

同期

このボタンを押すと、アクティブディレクトリの内容と同期を行います。

権限

対象のグループに所属する人が持つアクセス権を指定します。

制限

対象のグループに所属する人に対する機能制限を設定します。制限の設定は、アクセス権の設定より優先されます。

グループに所属するユーザー

グループに所属するユーザーを指定します。

 

注意:

  • セキュリティ - ユーザーとグループの管理のアクセス権が必要です。初期状態で存在する管理者は、このアクセス権を持っています。
  • グループに対してはパスワードを指定できません。複数の利用者が同じグループとしてログインしたい場合には、共通で利用するユーザーを定義し、ログインIDとパスワードを周知して下さい。Enterprise Architectでは、同じユーザーでの複数ログインを許容しています。
  • プロジェクト間でグループの情報を転送するためには、リファレンス情報の入力機能、出力機能を利用します。
  • グループの削除を行った場合でも、送信済みのメッセージには影響はありません。新しいグループでメッセージの保持が必要な場合には、新しいグループ宛にメッセージを再送信しなければなりません。
  • グループ名の変更を行った場合には、送信済みのグループ宛メッセージのグループ名も自動的に更新されます。

 

 

参照: