既存の要素に自動カウンター機能を適用

<< 目次を表示 >>

ページ位置:  Enterprise Architectの操作 > 要素 > 要素に関する操作 >

既存の要素に自動カウンター機能を適用

名前や別名に対して自動カウンター機能を設定した場合に、必要に応じて選択したパッケージ内に存在する既存の要素に対して一括で適用できます。また、子パッケージまで含めて一括適用できます。

 

この処理は、自動カウンターの一括適用ダイアログを利用します。このダイアログでは、対象となる要素に対して、適用前後の状態を表示できます。これにより、変更後の状態を確認できます。また、一部の要素に対してのみ適用できます。

 

 

利用手順:  

リボン

モデル > パッケージ > 操作 > 自動カウンターの一括適用

 

 

詳細:

項目

説明

現在の名前

選択されているパッケージに含まれる要素の種類と、対象となる要素の個数が表示されています。'+' のマークをクリックすると、その種類の要素の現在の名前と、適用後の情報が表示されます。

それぞれの要素の名前の前にあるチェックボックスにチェックを入れると、適用する対象に含まれます。チェックを外すと、処理の対象外になります。

適用後の名前

選択した処理の内容に応じて、処理を適用した後の名前が表示されます。

適用後の別名

選択した処理の内容に応じて、処理を適用した後の別名が表示されます。

すべて

すべての要素を処理の適用対象に含めます。

なし

すべての要素を処理の適用対象外にします。

名前について

現在の名前の前に追加

現在の名前はそのまま維持し、その前に自動カウンターで設定した内容を付加します。

現在の名前を上書き

自動カウンターの設定内容で名前を設定します。既存の名前は破棄されます。

現在の名前をノートに移動し、

現在の名前に上書き

現在の名前は、要素のノート欄に移動します。(既にノートに内容がある場合、現在の内容の前に名前を挿入します。)そして、名前は自動カウンターの設定内容で上書きします。

変更しない

現在の名前のまま、変更しません。

別名について

現在の別名の前に追加

現在の別名はそのまま維持し、その前に自動カウンターで設定した内容を付加します。

現在の別名を上書き

自動カウンターの設定内容で別名を設定します。既存の別名は破棄されます。

現在の別名をノートに移動し、

現在の別名に上書き

現在の別名は、要素のノート欄に移動します。(既にノートに内容がある場合、現在の内容の前に別名を挿入します。)そして、別名は自動カウンターの設定内容で上書きします。

変更しない

現在の別名のまま、変更しません。

子パッケージを含む

子パッケージも対象に含む場合、チェックを入れます。

自動カウンターの設定

このボタンを押すと、自動カウンターの設定ダイアログが表示されます。以下のような場合に便利です。

  • 既存の設定内容を変更したい場合
  • 対象の要素に自動カウンターの設定がされていないため、一覧に対象の要素が表示されていない場合

 

自動カウンターの設定ダイアログでは、名前と別名について独自のルールを指定できます。ルールを設定して保存ボタンを押した後にダイアログを閉じると、一覧の内容が更新されます。

OK

OKボタンを押すと、設定した内容で処理を実行し、ダイアログを閉じます。

キャンセル

キャンセルボタンを押すと、処理を実行せずにダイアログを閉じます。設定内容はすべて破棄されます。

 

注意:

  • 自動カウンターの設定が行われていない場合、このダイアログの対象要素の一覧は常に空になります。自動カウンターの設定ボタンを押して、設定を行って下さい。
  • このダイアログは大きさを変更できます。必要に応じて、ダイアログの大きさを拡大して一覧の表示領域を大きくして下さい。
  • バージョン管理されていてチェックアウトされていないパッケージ内の要素など、編集できない要素は変更できません。
  • この機能は、自動カウンターの設定で「有効」のチェックボックスにチェックが入っていない場合でも、既存要素に対してルールを適用することが可能です。