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Proクラウドサーバをインストールする場合の、基本的な手順はシンプルです。ダウンロードし、サーバでインストーラを実行するのみです。
インストーラのダウンロード
Proクラウドサーバのインストーラは、Enterprise Architectのサポートが有効であれば誰でもダウンロードできます。スパークスシステムズ ジャパンの「日本語版 ダウンロードページ」からダウンロードできます。
サポートユーザー用のダウンロードページ:https://www.sparxsystems.jp/registered/reg_ea_down.htm
インストールの手順
Proクラウドサーバは、以前に提供していた無料の「クラウドサーバ」および「WAN高速化ツール」の機能を含む、上位互換のツールです。これらのツールがインストールされている場合には、事前にアンインストールをお願いします。Proクラウドサーバのインストール中に自動でアンインストールされることはなく、動作が競合し問題が発生する可能性があります。
以下の手順については、インストールするサーバの管理者権限を持つユーザーで実行してください。
# |
説明 |
1 |
インストーラを実行します。 |
2 |
インストーラの初期ページが表示されますので「次へ」を選択してください。 |
3 |
使用許諾契約が表示されますので、内容を確認し、問題がなければ同意して「次へ」を選択してください。 |
4 |
インストール先のフォルダの指定画面が表示されます。特に問題がなければ、既定値のままでインストールして下さい。 (このヘルプの内容は、既定値のままインストールした場合の情報を記載しています。) |
5 |
利用する機能の選択画面が表示されます。もし、基本的な構成でインストールする場合には何もせずに手順6に進んでください。 利用する機能を変更する場合には、必要とする機能をインストールするように設定し、また不要な機能をインストールしないように設定して下さい。 |
6 |
インストール直前の最終確認のページが表示されますので、「次へ」を選択してください。 |
7 |
ファイルのインストールを行い、終了したらインストーラの画面を閉じてください。 |
8 |
「Proクラウドサーバの設定」のページを参照し、設定を行ってください。 |
Proクラウドサーバのインストール時に選択できる項目
Proクラウドサーバのインストール時に、インストールするかどうかを選択できる項目は以下のとおりです。
項目 |
利用方法 |
Proクラウドサーバ サービス |
この項目は、Proクラウドサーバの中心となる、Windowsのサービスプログラムが含まれます。また、フローティングライセンスサーバもインストールされます。 通常はこの項目はインストールするように設定します。管理クライアントのみをインストールしたい場合にインストールしない選択になります。 |
Proクラウド管理ツール |
Proクラウドサーバの設定を変更するための管理クライアントツールをインストールします。以下のような設定が可能です。
原則として、Proクラウドサーバをインストールする場合には、同じマシンに管理クライアントもインストールしてください。 |
WebEA |
Enterprise ArchitectのプロジェクトをWebブラウザから参照するためのWebEAのファイルをインストールするかどうかを指定します。スマートフォンやタブレットなどからプロジェクトの内容を参照し、コメントなどを追加することが可能です。 利用するためには有料版ライセンスが必要です。 |
WebConfig |
この項目は、Proクラウドサーバの設定をWebベース(PHP, CSS および JavaScript) で行うための"WebConfig"をインストールします。 利用するためには有料版ライセンスが必要です。 |
外部ツールとの連携 |
さまざまな外部ツールで定義された情報とEnterprise Architectのモデルを結びつけるためのプラグイン Server Based Plug-in Interface (SBPI) をインストールします。SBPIプラグインは、連携するツールごとに存在します。 利用するためには有料版ライセンスが必要です。 |
可視レベル |
利用者ごとに参照可能なモデルの内容を制限する可視レベルの機能を有効にするためのファイルをインストールします。 利用するためには有料版ライセンスが必要です。 |
IISとの統合 |
IISと統合するためのファイルをインストールします。Windowsとの認証の連携をする場合に必要となります。 |
SBPI 独自作成サンプル |
オプションのコンポーネントとなる、外部ツールとの連携プラグイン(SBPI)のサンプルプログラムをインストールします。これらのファイルの既定の場所は、「SBPI Examples」フォルダ内です。例えば、以下のようになります。
C:\Program Files\SparxSystems Japan\Pro Cloud Server\SBPI Examples
詳細については、「独自の連携プラグインの作成」のページを参照してください。 初期状態では、このコンポーネントはインストールしない設定になっています。外部ツールとの連携プラグインを作成する場合は、これらのサンプルをインストールすることをお勧めします。 |
参照: