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データ型要素は分類子の一種で、クラスに似ています。ただし、データ型は子要素としてデータ型を保持することができず、データ型のインスタンスは単一の値のみで識別されます。例えば、Person クラスのインスタンスの例として「Helen」(人名)オブジェクトがあり、Integerのデータ型要素のインスタンスの例として「12」のような数値があります。
データ型のインスタンスのすべてのコピーのうち、同じ値を持つ要素は、同一の要素として考えられます。つまり、「Helen」は同じ「Helen」という値を持つインスタンスと同一かどうかはわかりませんが、「12」という値のインスタンス要素は、すべて同一・単一の要素であるということです。
データ型のインスタンスで複数の属性を持つ場合(構造的なデータ型のインスタンスの場合)には、対応する属性の値がそれぞれ一致する場合に、同一の要素として判断されます。
データ型の一般的な利用方法は、プログラム言語のプリミティブ型(既定の基本型)やCORBAの基本型などを表現するために利用します。例えば、integerやstringなどがデータ型として定義されます。
データ型は四角形で、キーワード«dataType»が表記されます。属性として利用される場合には、下の図のようにデータ型の名前が属性の型になります。:
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