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ポートにフローの向きを表現するための手順は次の通りです。なお、下記の手順を自動的に実施する機能が搭載されています。このページ下部の「自動的にフロープロパティ要素を追加するには」をご覧下さい。
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操作方法 |
1 |
インターフェースブロック要素の子要素として、フロープロパティ要素を保持します。インターフェースブロック要素のプロパティ画面から追加する方法が簡単です。 |
2 |
この要素をモデルブラウザからドラッグし、ダイアグラム内のブロック要素にドロップします。表示されるダイアログで、ポートとして配置するように指定します。 |
3 |
ポートに向きが表示されます。プロパティサブウィンドウの要素タブを表示し、手順1で作成したフロープロパティ要素の「向き」を変更することで、表示内容を変えられます。ポート要素のプロパティダイアログの「型の向き」からも変更できます。 |
4 |
なお、フロープロパティ要素でinあるいはoutを選択した場合で、各ポートごとに向きを変えたい場合には、ポートのプロパティ画面の「共役」の値をtrueに設定して下さい。 |
上記のような手順でインターフェースブロック要素を作成せずに(ポートのプロパティダイアログで「ポートの型」を指定せずに)、プロパティ画面で「型の向き」を指定してOKボタンを押した場合には、以下のようなメッセージが表示されます。
ここで「はい」を選択すると、以下の処理が自動的に行われます。
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操作方法 |
1 |
新しいインターフェースブロック要素を作成します。名前は「InterfaceBlock_(連番)」です。 |
2 |
そのインターフェースブロック要素に、フロープロパティ要素を追加します。 |
3 |
プロパティサブウィンドウの要素タブの「向き」で、追加したフロープロパティの方向を設定します。 |
4 |
対象のポート要素の型として、作成したインターフェースブロック要素を結びつけます。 |
これにより、このページ上部で説明している手順を行わなくても、ポートにフローの向きを指定できます。
注意: |
内部ブロック図でポートをダイアグラムの境界に配置する方法については、「内部ブロック図の作成」のページをご覧下さい。 |