拡張

<< 目次を表示 >>

ページ位置:  UMLのモデリング > UMLの接続 >

拡張

 

拡張の接続はある要素の振る舞いを別の要素が拡張する場合に利用されます。この接続はユースケース図で利用され、対象のユースケースの振る舞いを(ある条件を満たす場合に)拡張する場合に利用されます。ユースケースシナリオでは、多くの場合には代替フローとして表現されます。

 

ユースケース要素には、複数の拡張点を定義し、複数の拡張の接続を関係づけることができます。このような場合に、拡張点と拡張の接続との対応関係を明確にしたい場合には、以下の手順で拡張の接続に対してノートを追加します。

 

 

拡張点との関連づけの明確化

#

操作方法

1

対象の拡張の接続を右クリックし、 「追加設定 | 拡張点 | 表示する拡張点の選択」 を選択します。

ダイアログが表示され、ユースケース要素に定義されている拡張点が一覧に表示されます。

(拡張点が定義されていない場合には、定義を追加するかどうかのメッセージが表示されます。)

2

対象の拡張点を一覧から選択して、「開く」ボタンを押して下さい。

ダイアグラム内で、拡張の接続にノートが追加され、そのノートの関連づけた拡張点の名前が表示されます。

 

 

(ノートはダイアグラムの左上に配置されますので、ノートをドラッグして適切な位置に配置して下さい。)

他の拡張の接続についても、同様の操作を繰り返して下さい。

 

 

ノートの表示・非表示

#

操作方法

1

対象の拡張の接続を右クリックし、 「追加設定 | 拡張点 | 拡張点の表示」 を選択します。

もし、対象の拡張の接続に拡張点が関連づけられていない場合には、上記の「表示する拡張点の選択」を選択した場合と同じ動作になります。

2

実行すると、拡張点の内容を示すノートが非表示になります。再度選択すると、再表示されます。

 

 

 

ツールボックスのアイコン

 

注意:

このページが対象としている「拡張」(Extend)の接続の他に、別の種類の拡張(Extension)もあります。これらの接続は異なるものです。

 

 

参照: