ユースケースはシステムの提供する機能がどのようにユーザーと相互作用を持つか記述する場合に利用されます。ユースケースは、エンドユーザー(人・マシン・他のシステムなど)にとって意味のあるひとつの相互作用を表します。また、それぞれのユースケースは不完全な状態にはならないことが求められます。つまり、ユースケースの示す機能が完了したか、あるいはロールバックされて初期状態に戻るか、です。
- 一般的には、ユースケースはシステムに必須の要求や制約を持ちます。
- また、ユースケースには振る舞いを示すためのシーケンス図が関連付けられることがあります。
- さらに、処理の流れを示すためのシナリオ(ユースケースシナリオ)を持つことが多いです。このシナリオでは、基本的な流れのほかに、代替的に発生する流れについても記述されます。
ヒント: |
|
下のダイアグラムはユースケース図の例です。
ユースケースを拡張する場合には、拡張点を定義します。属性や操作・制約・タグ付き値などを表示する場合には、 「書式設定 | 四角形で表示」 を実行しなければなりません。
なお、Enterprise Architectでは、ユースケースに対して2つの特別なステレオタイプを提供しています。テスト項目 および ビジネスユースケース です。
ツールボックスのアイコン
参照: