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シーケンス図において、原則的には処理の順序はシーケンス図の上から下の方向になります。ダイアグラム内の位置が下のメッセージは、ダイアグラム内の位置が上にあるメッセージより後に実行されます。
次のような例を考えます。
メッセージ 1 はメッセージ2よりも先に実行されます。しかし、複雑なダイアグラムや並行処理が行われる場合には、メッセージの上下方向の位置と順序が正確に一致するとは限りません。このような場合に汎用順序(General Ordering)を利用することで、順序を明確にできます。
汎用順序を定義するには、対象のメッセージを選択します。すると、メッセージの送信元に小さな矢印のアイコンが表示されます。
このアイコンをドラッグし、次に実行されるメッセージの送信元までドラッグします。汎用順序の矢印が表示されます。
汎用順序の矢印は上の図のように表示されます。通常、ダイアグラムを横切るような形で配置されます。必要に応じて汎用順序を複数設定できます。