遷移の追加と変更

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遷移の追加と変更

2つの状態間に遷移を追加する方法などを説明します。

 

操作方法

説明

遷移を追加する

新しく遷移を追加する方法は次の通りです。

 

遷移を作成する位置のセルを右クリックしてコンテキストメニューを表示させます。

  • 状態遷移表の表示形式が「状態-トリガ」か「トリガ-状態」の場合には、コンテキストメニューには遷移先となる状態が表示されます。希望する状態を選択すると、遷移が追加されます。コンテキストメニューの先頭の「遷移 ターゲット」は見出しですので、この部分を選択しても何も作成されません。
  • 状態遷移表の表示形式が「状態-次の状態」の形式の場合には、「遷移の挿入」コマンドが表示され、遷移が追加できます。

 

ツールボックスの「状態」の「接続」グループで「遷移」をクリックし、次に作成対象のセルをクリックしてください。

遷移を編集する

ステートマシン図では、遷移のプロパティを変更する場合には対象の遷移をダブルクリックしてプロパティダイアログを表示することで、プロパティを編集できます。状態遷移表でもこの操作は変わりません。

遷移先・遷移元を変更する

遷移の対象を変更するには、右クリックして 「追加設定 | ソースとターゲットの設定」を選択します。

あるいは、遷移のセルを別のセルにドラッグ&ドロップすることでも変更できます。

 

もし、「状態-トリガ」 あるいは 「トリガ-状態」の形式の状態遷移表の場合には、以下の方法でも遷移先を変更できます。

 

  1. 対象の遷移を状態遷移表の中でクリックし、さらに遷移先の情報を示す文字列をクリックします。文字列が選択状態になります。
  2. さらに、その文字列をクリックすると、ドロップダウンリストが表示されます。遷移先の状態を選択してください。

遷移に関係する状態やトリガを明示する

オプションを利用すると、遷移を選択した場合に関連する状態やトリガを明示して把握しやすくできます。

状態遷移表のオプションダイアログで「選択された遷移に関係する状態を明示」を選択します。

このオプションが無効になっている場合には、遷移を選択した状態で[L]キーを押すと、押している間だけ明示されます。