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ベースラインとは、ある時点でのパッケージの内容を保存したものです。このベースラインは、XMIと呼ばれるフォーマットで保持します。ベースラインを保存する場所は主に2つあります。
例えば、あるマイルストーンで要求パッケージのベースラインを作成した場合、そのベースライン情報は要求を作成したプロジェクトと同じプロジェクトに保存されます。これは、小規模で独立したプロジェクトチームにとっては便利で十分な機能ですが、大規模なチームの場合には、他の人から参照できる位置に保存する方が再利用性が高まります。Enterprise Architectには、ベースラインをProクラウドサーバに保存し、外部の組織からでもアクセス可能な情報として保存できます。 これは、地理的に独立したチームがモデル情報を共有し、既存の資産を再利用する必要がある、現代のようなイノベーションとアジリティの時代には特に有効です。
これらの方法のうち、どの方法が適しているかは、通常、管理者が決定します。ベースラインを分散したユーザーに提供する必要があるかどうか、依存関係の分析が必要かどうかなどの要素が、この決定において考慮されます。ベースラインの管理方法は、選択した方法によって異なります。
利用手順:
リボン |
モデル > パッケージ > 操作 > ベースラインの管理 |
メニュー |
モデルブラウザ内のパッケージを右クリック > パッケージの管理 > ベースラインの管理 |
キーボード |
Ctrl + Alt + B |
Proクラウドサーバにベースラインを保存する
Proクラウドサーバにベースライン情報を保存するためには、プロジェクトのオプションの「ベースライン」タブで「パッケージのベースラインをパッケージリポジトリに保存」にチェックを入れてください。事前に、Proクラウドサーバにパッケージリポジトリの設定が必要です。