DBMS製品間でのデータ型のマッピング

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DBMS製品間でのデータ型のマッピング

設計をモデルとして行うことで、抽象度を上げた設計を行うことができます。この方法のメリットの一つとして、ターゲットのDBMSや環境などを必要に応じて変更しやすいことが挙げられます。Enterprise Architectでは、DBMS製品を変更した場合のデータ型を自動的に変更するための仕組みを提供しています。例えば、既存の設計のDBMSを別のDBMSに変更できます。

 

物理モデルをリバースエンジニアリングしてモデルを生成し、新しいDBMSに変更してDDLを生成できます。Enterprise Architectでは、自動的にデータ型を変換するための既定のマッピングルールを保持しています。必要に応じて、このマッピングルールを変更できます。

 

 

利用手順:

リボン

プロジェクト > リファレンス情報 > 設定 > データベースのデータ型 :  データ型の対応

 

 

詳細:

データ型のマッピングダイアログで設定できる内容は以下の通りです。

項目

説明

変換元DBMS

ドロップダウンリストから、変換元となるDBMSを選択します。

定義済みのデータベースのデータ型

変換元となるDBMSに定義されたデータ型が一覧に表示されます。

変換対象となる型を一覧から選択してください。

変換元DBMSの欄の下にある、「データ型」「共通型」に、選択した項目の情報が表示されます。

変換先DBMS

ドロップダウンリストから、変換先となるDBMSを選択します。

一覧で定義されている項目に対応するデータ型が自動的に表示されます。

サイズ

必要に応じて、データ型のサイズを設定します。

保存

このボタンを押すと、変換ルールを保存できます。

 

必要に応じて設定作業を繰り返して下さい。

設定が完了したら、個々のテーブルあるいはパッケージ内のテーブルに対して変換を実行できます。

 

 

参照: