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動作を記録する処理中に記録マーカーに到達すると、その時点でのスタックフレームで記録を開始し、そのスタックフレームを抜けるまで記録を継続します。また、ツールバーで指定した深さまでは、そのスタックフレームから呼ばれる処理についても記録を行います。ここで、以下のような処理の流れを仮定します。(矢印はメソッドの呼び出しを示します。)
A -> B -> C -> D -> E -> F -> G -> H -> I -> J -> K -> L -> M -> N -> O -> P -> Q -> R -> S -> T -> U -> V -> W -> X -> Y -> Z
もし、上記の流れのKの時点で記録マーカーを設定し、記録する深さが3に設定されている場合には、記録される内容は以下の範囲になります。
K -> L -> M
もし、この状況でさらにXの時点でも記録マーカーを追加すると、記録される内容は以下のようになります。
K -> L -> M -> X -> Y -> Z
この状況で、もしXの処理を抜けると、その次にMに戻るまでは記録されず、Mに戻るとまた記録が再開されます。このルールを活用すると、注目したい範囲だけを指定し、目的に合致したシーケンス図を自動生成できるようになります。
参照: