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Proクラウドサーバは、バージョン4.2までは32ビット版・バージョン5.0以降は64ビット版となります。過去の環境を移行する場合の手順は以下の通りです。
過去のバージョンからの移行
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説明 |
1 |
バージョン4.2以前をインストールする前に、Proクラウドサーバ 設定ツールを起動します。「サーバの基本設定」ボタンを押し、表示されるダイアログで「設定の出力」ボタンを押します。これにより、設定を拡張子pcscfgのファイルに出力できます。 (参考:サーバの基本設定) |
2 |
次に、バージョン4.2以前をインストールしていたディレクトリをエクスプローラで開きます。既定の位置は "C:\Program Files (x86)\SparxSystems Japan\Pro Cloud Server" です。 |
3 |
有料版のProクラウドサーバを利用している場合にはライセンスファイルが以下の位置に配置されていますので、別の場所にバックアップします。
.\Service\Licenses\*.crt .\Service\Licenses\SSAllocations.config |
4 |
以下のファイルをバックアップします。
.\Service\ssprocloud.config .\Service\ssflsgroups.config .\Service\sskeys.dat .\Service\server.pem .\SBPI\*.config |
5 |
'Models' フォルダをバックアップします。 このフォルダには、Proクラウドサーバで利用している、ファイル形式のプロジェクトが保存されています。 |
6 |
過去のバージョンのProクラウドサーバをアンインストールします。 |
7 |
バージョン5.0以降のProクラウドサーバをインストールします。 (参考:Proクラウドサーバのインストール) |
8 |
手順3と4でバックアップしたファイルを、新しくインストールしたディレクトリ内の、対応する位置に戻します。 (例: "C:\Program Files\SparxSystems Japan\Pro Cloud Server\") |
9 |
手順5でバックアップしたファイルを新しくインストールしたディレクトリ内のModelsフォルダに移動します。 |
10 |
'Sparx Systems Professional Cloud'サービスを再起動します。 |
11 |
Proクラウドサーバ 設定ツールを起動します。 |
12 |
「サーバの基本設定」ボタンを押し、表示されるダイアログで「設定の読み込み」ボタンを押します。手順1で作成した拡張子pcscfgのファイルを読み込みます。 (参考:サーバの基本設定) |
13 |
'Sparx Systems Professional Cloud'サービスを再起動します。 |
14 |
これ以降は、設定したプロジェクトについてそれぞれ修正を行っていきます。ただし、Enterprise Architectの直接接続機能を利用している場合(接頭辞が'ssdb:'の場合)には対処は不要です。 |
15 |
'firebird:' の接頭辞で始まるFEAPファイルへの接続については、新たに同じファイルに接続するプロジェクトを再定義する必要があります。既存のプロジェクト定義は削除し、FEAPファイルを指定し、プロジェクトを定義してください。 (参考:プロジェクトの設定) |
16 |
ODBCで接続しているプロジェクトの場合には、以下の2つの選択肢があります。
(参考:プロジェクトの追加 - 直接接続) |
17 |
新規に追加したプロジェクトについて、必要に応じて設定が以前と同じになるように見直してください。 不要なプロジェクトの設定は削除してください。 (参考:プロジェクトの設定) |
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Proクラウドサーバ 設定ツールの「外部ツール連携」タブを開きます。'Custom Integration', 'Custom Service', 'Translator'のいずれかの種類の設定を利用していた場合、再設定が必要になります。対象の定義を選択し、編集ボタンを押してください。DLLのパスを、新しくインストールしたProクラウドサーバのパスに合わせてください。 それぞれの連携について、プロジェクトとの結びつけを確認してください。プロジェクトを再作成した場合、再度の結びつけが必要です。 設定がすべて完了したら、 'Sparx Systems Professional Cloud' サービスを再起動します。 (参考:連携プラグインの設定) |
19 |
以上で、移行作業が完了となります。 |