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Enterprise Architectでは、必要に応じてディレクトリ内のソースファイルをすべて読み込むことができます。この作業により、一度にディレクトリ構造全体の複数のファイルに対して、読み込みあるいは同期を行うことができます。
Enterprise Architectは、必要に応じてパッケージやダイアグラムを自動的に生成します。
利用手順:
リボン |
コード > ソースコード > 読み込み > ソースディレクトリの読み込み |
キーボード |
Ctrl + Shift + U |
項目 |
説明 |
ルートディレクトリ |
対象のディレクトリを指定します。 |
ソースの種類 |
対象のプログラム言語を指定します。 |
拡張子 |
ソースの種類によって自動的に設定されます。拡張子を変える必要がある場合には、変更します。 |
テスト実行を行う |
ソースコードの読み込みと同等の内部処理を行いますが、クラス要素の作成や同期処理は行いません。 (モデルへの反映は行いません。) エラーなく読み込みが実行できるかどうかのテストに利用します。 |
サブディレクトリを再帰的に処理 |
サブディレクトリも対象にするかどうかを指定します。 |
コンポーネントの読み込み |
プロジェクトのオプションダイアログで、拡張子に要素を割り当てている場合、その要素を読み込むかを指定します。 (参考:拡張子と要素の対応) |
privateの属性・操作は読み込まない |
privateの属性や操作(メソッド)を読み込みません。既存のソースを分析するためにクラス図を作成したい場合に便利です。 |
マクロの定義がない場合に確認 |
読み込み中には、マクロは解釈・展開しません。そのため、解析処理で認識できないマクロに遭遇することがあります。このチェックボックスにチェックを入れると、マクロと思われる文字列で解析に失敗した場合には設定のためのダイアログを表示します。このオプションを選択しない場合には、システム出力サブウィンドウに解析エラーとなったことを表示します。 |
パッケージ構成 |
生成するパッケージの単位を指定します。「名前空間ごとにパッケージを作成」がお勧めです。 |
パッケージごとにダイアグラムを作成 |
この項目にチェックを入れることで、生成されるパッケージごとにクラス図を作成し、パッケージに含まれる要素を自動配置できます。オプションボタンを押すことで、表示内容の調整が可能です。 |
同期 |
同期するか、既存のクラスを上書きするかを指定します。
クラス内に表現されている内容について、以前読み込んだクラスに対して反映させます。どのダイアグラムに配置されているか、という情報やダイアグラム内の位置・色などはコード内には情報はありませんので、同期を実行しても変化せず、そのまま維持されます。
既存のクラスをモデルから完全削除後、新規にクラス要素を作成します。つまり、この場合にはダイアグラムに配置された既存のクラスもすべて削除されます。上書きした新規要素で置換されることはありません。
「タイムスタンプを利用」にチェックを入れた場合には、要素の更新日とソースコードの更新日の情報で判断します。 |
ソースコードに存在しないクラスの処理 |
読み込むソースコードに存在しないクラスの扱いを指定します。
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ダイアグラム |
ソースコードの読み込みの結果作成されるダイアグラムの初期値を指定します。 |
参照: