スタイルシートの選択

スタイルシートを利用すると、さまざまなドキュメントの書式・外見を一貫したものにできます。スタイルシートはドキュメントのテンプレートと分離して定義できます。スタイルシートを利用することで、ドキュメント出力の柔軟性を向上できます。

異なるテンプレートから生成されるドキュメントに、見た目の一貫性を与える
1つのテンプレートに異なるスタイルシートを適用することで、同じテンプレートから異なる書式のドキュメントを生成する

Enterprise Architectは、3つの既定のスタイルシートを提供しています。これらのスタイルシートをコピーし、独自のスタイルを定義できます。それぞれのスタイルシートの内容は異なるものになっています。既定のスタイルシートと、独自に定義したスタイルシートは、ともにドキュメントの生成時に選択できます。

スタイルの適用ルール

スタイルは以下のようなルールで適用されます。

まず、スタイルの初期値として、Normal.rtf に定義されている内容が利用されます。これは、ドキュメント生成と付属ドキュメントの両方に適用される、基本のスタイルとなります。このファイルを変更することで、この初期値を変えられます。このファイルはEnterprise Architectのインストールディレクトリ内のDocTemplatesディレクトリの中に存在しますが、%APPDATA%\Sparx Systems\EA\RTF Templatesに同名のファイルがある場合、そのファイルを参照します。ファイルがない場合、この位置に既定のファイルをコピーします。
ドキュメントやテンプレート内でスタイルを変更した場合には、その内容が優先的に利用されます。変更されていない範囲は、初期値が参照されます。
ドキュメント生成時にスタイルシートを指定した場合には、指定されたスタイルシートの内容が優先的に利用されます。

注意:

ドキュメント生成時にスタイルシートを適用したくない場合には、スタイルシートの選択で「<なし>」を選択して下さい。

参照: