<< 目次を表示 >> ページ位置: プロジェクトの作成と管理 > データベースにプロジェクトを設定 > MariaDBの利用 > MariaDBにOBDC経由で接続 |
このページの内容は、直接接続を利用する場合には必要ありません。
MariaDBデータベースを作成した後、Enterprise Architectからデータベースに接続するためには、データベースに対するODBC DSNを設定する必要があります。
MariaDBのネイティブなODBCドライバは、Enterprise Architectの接続方法と完全な互換性がないため、MariaDBベースのリポジトリに接続する場合には、MySQL ODBCドライバを利用することもご検討ください。
前提条件
ODBCドライバのインストール
ODBCドライバは、各クライアントマシンに1回だけインストールする必要があります。すでに適切なODBCドライバがインストールされている場合はこの作業は不要です。
# |
説明 |
1 |
利用するEnterprise Architectのアーキテクチャ(32ビット・64ビット)に対応したOMySQL ODBCドライバを、MySQLのWebサイトからダウンロードしてください。
注意:
|
2 |
MySQL ODBCドライバのインストーラを実行します。 |
ODBC DSNの作成
クライアントが接続したいMariaDBリポジトリごとに、個別のODBC DSNを作成する必要があります。
ODBC DSNとは、データベースの詳細(サーバー名・データベース名・ポート・ユーザー認証情報)をレジストリに保存し、Enterprise Architectが簡単にデータベースに接続できるようにするための一意の名前を付けたものです。
# |
説明 |
1 |
Windowsには、ODBC管理ツールに32ビット用と64ビット用の2種類のバージョンがあります。 Enterprise Architectのアプリケーションのアーキテクチャに対応した「ODBCデータソースアドミニストレーター」を起動する必要があります。 起動する方法の1つとして、Enterprise Architectの「プロジェクト」リボンの右端にある「ODBCデータソース」ボタンを利用できます。 WindowsのODBCデータソースアドミニストレーターのウィンドウが表示されます。 |
2 |
ローカルマシンの管理者権限を持っている場合は、DSNをシステムDSNとして保存できます。そうでない場合は、ユーザーDSNを作成します。 |
3 |
追加ボタンを押します。 データソースの新規作成ダイアログが表示されます。 |
4 |
一覧から、インストールしたMySQLのODBCドライバを選択します。 |
5 |
完了ボタンを押します。 'MySQL Connector/ODBC'ダイアログが表示されます。 |
6 |
以下のように設定します。
|
7 |
追加の設定を行うために、 詳細(Details)のボタンを押して下さい。 |
8 |
以下の項目にチェックを入れて下さい。
|
9 |
テスト接続ボタンを押し、接続が成功することを確認してください。 |
10 |
テストに成功した場合は、OKボタンを押し設定内容を保存してください。 テストが失敗した場合は、入力内容に誤りが無いか確認してください。 |
DBMSリポジトリに接続する
ODBCドライバをインストールし、ODBC DSNを設定したら、Enterprise ArchitectからDBMSリポジトリに接続します。
# |
説明 |
1 |
スタートページにある「ODBCで接続」を選択し、Windowsのデータリンク プロパティのダイアログを開きます。 |
2 |
一覧から 'Microsoft OLE DB Provider for ODBC Drivers' を選択し、「次へ」のボタンを押します。 |
3 |
「データソース名を使用する」のドロップダウンリストから、先ほど定義したDSNを選択します。 「接続のテスト」ボタンを押し、接続が成功することを確認してください。 |
4 |
テストに成功した場合は、OKボタンを押すと、他に問題が無ければEnterprise Architectのプロジェクトを開くことができます。 テストが失敗した場合は、入力内容に誤りが無いか確認してください。 |
注意: |
|
参照: