Enterprise Architectには、ドキュメント出力機能で利用するテンプレートとして、いくつかのテンプレート(既定のテンプレート)を予め用意してあります。この既定のテンプレートは、さまざまな目的・対象を想定して作成したものです。既定のテンプレートをそのまま利用できる状況があるかもしれませんが、多くはこの既定のテンプレートの内容をコピーし、目的に合致するようにさらにカスタマイズして利用することになるでしょう。既定のテンプレートの名前は括弧で囲まれています。
また、これらのテンプレートは、独自のテンプレートを作成する場合に、どのようにテンプレートに定義すればよいかを確認する参考資料としても活用できます。
これらのテンプレートは、モデルブラウザで対象のパッケージを選択して出力を実行することもできますし、検索ルールの結果に含まれる要素を対象に出力できます。
利用手順 - 既定のテンプレートをコピーして編集する
テンプレートエディタで既定のテンプレートを開き、「名前をつけて保存」を実行します。
リボン |
生成・入出力 > ドキュメント > テンプレートエディタ : 対象のテンプレートを開く > |
(ツールバーのボタン) > 名前を付けて保存
利用手順 - 既定のテンプレートを利用してドキュメントを生成する
ドキュメントの生成時に、既定のテンプレートを利用してドキュメント生成を実行できます。テンプレートの選択のドロップダウンリストで、利用したいテンプレートを選択してください。
リボン |
生成・入出力 > ドキュメント > DOCX PDF > ドキュメントの生成 > テンプレートのドロップダウンリストからテンプレートを選択 |
キーボード |
F8 | テンプレートのドロップダウンリストからテンプレートを選択 |
Enterprise Architect日本語版では、以下の既定のテンプレートを提供しています。
- SysML 要求
- コメント一覧
- シーケンス図
(なお、このテンプレートはコミュニケーション図に対しても出力できます。) - ジャーナル図 テンプレート
- ジャーナル一覧
- ダイアグラムのみ テンプレート
- テスト項目 テンプレート
- ユースケースシナリオ テンプレート
- 基本 テンプレート
- 状態遷移設計 テンプレート
注意: |
|
参照: