UMLプロファイル内のステレオタイプは関連する1つ以上のタグ付き値を持つことができます。UMLプロファイル内の要素や接続をダイアグラムへ追加した場合には、関連するタグ付き値も同様に追加されます。タグ付き値とプロファイルはEnterprise Architectの利用方法を拡張し、強力なUMLのモデリングを可能にします。
例として、UML Profile for XSDのXSDComplexTypeステレオタイプは、クラス要素を拡張して定義され、以下のタグ付き値を持ちます。
- memberNames
- mixed
- modelGroup
モデルブラウザ内のリソースタブ内のXSDComplexTypeステレオタイプをドラッグ＆ドロップして新規に要素を作成すると、自動的にタグ付き値も追加されます。
ダイアグラム内でタグ付き値を表示する設定になっている場合、ダイアグラム内の要素にタグ付き値の情報が表示されます。要素を選択すると、すべてのタグ付き値の詳細はプロパティサブウィンドウで確認できます
- 既存の要素にステレオタイプを適用した場合に、同名のタグ付き値を既に持つ場合には、その値は上書きされます。
- タグ付き値が既定値を持つ場合には自動的に既定値が設定されます。
- プロファイル内の'Values'セクションのあるタグ付き値では、プロパティブラウザで選択可能な値がドロップダウンリストで表示されます。
- プロファイル内の'Values'セクションがない場合には、そのタグには自由に値が設定できることになります。
参照: