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監査ビューは、管理者またはモデルの監査担当者が、Enterprise Architectの監査機能によって記録されたログを表示および管理するための便利なダッシュボードです。ツリー形式の表示は、モデル内のパッケージ構造を素早く参照することができ、変更されたすべての項目を表示します。アイコンにより、それぞれの項目が作成・変更・削除されたかどうかを視覚的に確認できます。ツリー形式で表示される項目を選択すると、右側のパネルに作成・変更・削除された項目の詳細が表示され、上部パネルには実行したユーザー・変更日時・変更の概要が表示されます。
利用手順:
リボン |
プロジェクト > ツール > 監査 |
ガイド:
監査ビューは、大きく3つの領域に分かれています。
項目 |
説明 |
ビューの操作部 |
監査機能によって記録された情報を参照できます。 |
監査ツリー部 |
監査ツリー部では、監査によって記録されたログが表示されます。 表示される内容は、ビューの操作部からの設定で、以下のいずれかにできます。
モデルブラウザとの連携が有効になっている場合には、モデルブラウザで選択されている要素やダイアグラムについての監査ログが表示されます。
監査ツリーでの表示の意味は次の通りです。:
監査ツリーの中の要素を右クリックすると、コンテキストメニューが表示されます。このメニューからは次の操作が可能です。:
|
詳細表示部 |
詳細表示部は、さらに2つに分かれています。変更内容の概要と、実際に変更された値がそれぞれ表示されます。
表示される内容は、操作部からの設定やモードによって変わります。また、モデルブラウザとの連携が有効な場合には、モデルブラウザで選択されている要素やダイアグラムの内容が表示されます。
表示内容:
次の3つの内容が表示されます。:
変更点は、表形式で表示されます。項目名(英語)と、変更前の値・変更後の値が表示されます。
変更一覧内の項目をダブルクリックするか、右クリックして「変更内容を表示」を選択すると、差異ダイアログが表示されます。 ここでは、対象の変更についての具体的な内容が表示されます。
このダイアログでは、対象の変更について、編集・追加・削除された内容をハイライト表示します。
なお、ノート欄などに入力された内容について、太字などの書式が変更された場合については、この差異ダイアログでないと変更内容を把握できません。このダイアログでは、書式をHTMLタグとして表示するので、書式の変更も把握できます。 |
注意: |
セキュリティ(アクセス権)機能が有効の場合には、「監査記録の参照」のアクセス権が必要です。 |
参照: