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監査の設定ダイアログでは、監査機能を有効または無効にすることができるほか、監査機能で記録される内容を指定するための項目がいくつか存在します。例えば、プロジェクトの初期の段階では要求要素に関する限定的な情報のみを記録し、その後、すべての種類の要素に関する詳細な情報を対象とするように変更できます。主な設定項目は以下の通りです。
利用手順:
リボン |
プロジェクト > ツール > 監査 : 監査の設定 ボタン |
項目 |
説明 |
監査を有効にする |
監査の機能を有効に、ログとして保存します。 |
監査レベル |
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概要 |
要素(属性と操作も含む)・パッケージ・接続といくつかの基本的な内容が対象になります。 |
標準 |
概要の内容に加えて、ダイアグラム内の変更も対象になります。 (参照:ダイアグラムの変更内容を視覚的に確認) |
拡張 |
標準の内容に加えて、さらにセキュリティ(アクセス権)に関する内容も対象になります。 |
デバッグ |
すべての内容が対象になります。記録内容・記録処理が膨大になりますので、通常は利用しません。また、サポートの範囲外の機能です。 |
監査範囲 |
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保守 |
この項目を選択すると、以下の種類の要素のみが監査対象となります。
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主要な要素 |
この項目を選択すると、「保守」の要素に加えて以下の種類の要素も監査対象となります。
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すべて |
すべての要素が対象です。 |
カスタム |
「カスタム」を選択した場合には、「設定」ボタンが有効になります。 このボタンを押すと要素の種類を指定するダイアログが表示されます。監査対象の要素の種類にチェックを入れてください。 OKボタンを押すと設定内容が保存されます。 |
XMLファイルの読込を監査 |
XMLファイルの読み込みの処理の詳細を記録します。通常は内容が膨大となるため、チェックを入れないでください。 バージョン管理機能による変更を監査したい場合、この項目にチェックを入れる必要があります。 |
XMLファイルの出力を監査 |
XMLファイルの出力の処理の詳細を記録します。通常は内容が膨大となるため、チェックを入れないでください。 バージョン管理機能による変更を監査したい場合、この項目にチェックを入れる必要があります。 |
ソースファイルの読込を監査 |
ソースファイルの読み込みの処理の詳細を記録します。通常は内容が膨大となるため、チェックを入れないでください。 |
データベースの時刻情報を利用 |
監査情報に関連づけられる時間として、個々の利用者のマシンの時刻ではなく、リポジトリを保存しているサーバの時間を利用します。監査ログの内容の正確性を高めることができます。 プロジェクトファイルの場合には選択できません。 |
ログの保存 |
監査ログのコピーをファイルに保存します。監査ログ自体はそのまま残ります。必要に応じて、保存後に「ログの削除」を実行してください。 ログの保存を選択した場合には、Enterprise Architectは確認のダイアログを表示します。対象の範囲を指定できます。
なお、この機能はAPIを通して利用できます。 |
ログの読込 |
過去に保存した監査ログの情報を読み込みます。ログの内容を参照したい場合に利用します。 既にプロジェクトに同内容のログが存在する場合には、読み込みません。 |
ログの削除 |
監査ログの情報を削除します。削除した情報は元に戻すことはできません。事前に、ログを保存しておくことをお勧めします。
ログの削除を選択した場合には、Enterprise Architectは確認のダイアログを表示します。対象の範囲を指定できます。
なお、この機能はAPIを通して利用できます。 |
注意: |
参照: