TFSの作業ディレクトリの動作確認

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TFSの作業ディレクトリの動作確認

Enterprise Architectでは、バージョン管理に関する機能の実行の際に、TFSのコマンドラインクライアントを内部的に利用します。TFSのワークスペースと作業ディレクトリを結びつけた後に、TFSのコマンドラインクライアントを利用して正しく動作するかどうか確認することをお勧めします。具体的には、適当なファイルを追加し、チェックアウト・コミットができるかどうかを確認します。

 

 

手順

#

操作方法

1

Windowsのコマンドプロンプトを開きます。

2

作業ディレクトリして指定したディレクトリに移動します。

例:   C:\> cd  myTFSWorkingCopyFolder

3

適当なテスト用のファイルを作成します。

例:   C:\> echo my TFS Test > Test.xml

(ファイルの拡張子 ".xml" を利用するのは、Enterprise Architectのパッケージの情報がXMLファイルとして保存されるため、そのファイルと同じ動作での確認を行うためです。このテストでは、内容がXML形式である必要はありません。)

4

コマンドラインクライアントを利用し、以下のコマンドを実行して下さい。

  • tf.exe add Test.xml
  • tf.exe checkin Test.xml /override:"Manual check in." /comment:"a message"
  • tf.exe checkout /lock:checkout Test.xml

 

テキストエディタを利用し、ファイルの内容を変更してください。その後、以下のコマンドを実行してください。

  • tf.exe checkin Test.xml /override:"Manual check in." /comment:"a message"
  • tf.exe get . /recursive

 

注意:

  • 上記の手順4の内容がすべてエラーにならないことを確認してください。特に、チェックアウト時のロックができるかどうかを確認してください。
  • エラーが発生する場合の原因の一つとして、TFSのワークスペースがサーバーベースのワークスペースになっていないことが挙げられます。また、XMLファイルに対してはいたチェックアウトを行うように設定しているかどうか確認してください。