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BPSimの設定を行う際には、目的や状況の異なるさまざまな設定を定義し、その結果を比較できます。このような「もし~の場合には」のシナリオを定義して実行する場合には、BPSimの設定要素(BPMNシミュレーション要素)を新規要素としてコピーし、そのコピーした設定要素の内容を編集することをお勧めします。それぞれの設定に対してシミュレーションを実行し、実行結果や処理経路を比較できます。
異なる設定に対してシミュレーションを実行してその結果を比較し、より最適な結果となるようにモデルの内容を修正する作業を繰り返すことで、対象のビジネスプロセスを改善できます。
また、複数の設定内容を利用する場合には、設定項目の継承を活用すると便利です。ある設定について、一部の設定内容のみを変更したい場合には、既存の設定を継承することで手間を省くことができます。これにより、複数の設定内容の作成と管理が容易になります。
こうした作成した設定に対してシミュレーションを実行し、シミュレーション結果を元の設定と比較することで、実行時の変数で何が変わったのかを把握できます。また、設定内容を比較することで、どの設定の変更が結果に影響を与えたのかを確認できます。
複数の設定でシミュレーションを実施してその結果を比較し、その結果に応じてモデルの内容を適切に変更することで、開発中のビジネスプロセスの制御が容易になります。
利用手順:
コンテキストメニュー |
ダイアグラム内かモデルブラウザ内でBPMNシミュレーション要素を右クリック | BPSim 設定レポート |
BPMNシミュレーション 設定レポート
このレポートタブには、選択したBPMNシミュレーション要素に定義されている設定内容がツリー形式で表示されます。表示されている項目を展開し、詳細な内容を確認できます。また、右クリックして表示されるメニューから「すべて展開」「すべて折りたたむ」を実行し、表示内容を調整できます。
複数の設定を比較する場合には、以下のいずれかの操作を行います。
設定要素を追加するとツリーの内容が更新され、内容を比較できるようになります。
右クリックすると表示されるメニューから表示内容を調整したり値を変更したりできます。
BPMNシミュレーション 設定レポートのオプション
項目 |
説明 |
このボタンを押すと表示されるメニューから以下の機能を呼び出せます。
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(出力ボタン) |
表示されている記録をCSVあるいはXMLのファイルとして出力します。ファイルを指定するダイアログが表示されますので、保存するファイルを指定してください。 |
このボタンを押すと表示されるメニューから以下の機能を呼び出せます。2つ以上の設定が選択する場合のみ呼び出せます。
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参照: