WebEAの表示内容のカスタマイズ

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WebEAの表示内容のカスタマイズ

WebEAで表示される内容のうち、表示される文字列については単一のファイルに格納されています。必要に応じてカスタマイズすることが可能です。

 

WebEAの既定の言語は英語です。スパークスシステムズ ジャパンからProクラウドサーバを購入すると、日本語での利用ができます。この定義ファイルの内容を翻訳することで、他の言語に対応できます。なお、一部の内容のみを設定した場合、それ以外の内容は英語で表示されます。

 

この設定は、'webea_strings.ini'というファイル名で'\includes\'フォルダに格納されています。このファイルはテキストファイルで、次のような形式で内容が記述されています。

 

  {default_english_string} = "{localized_string}"

 

注意:

  • 変更する文字列は、必ず二重引用符で囲む必要があります。
  • セミコロンの文字は、コメントであることを示すために利用します。セミコロンの文字以降の内容は無視されます。
  • 'webea_strings.ini'ファイルにはその時点でのカスタマイズ可能なすべての文字列が含まれています。新しい行を追加しても、カスタマイズ範囲を拡張できません。

 

例えば、最初の画面に表示される"Select Model"の文字列を、フランス語で表示する場合には以下のように設定します。

 Select Model = "Sélectionnez le modèle"

 

 

置換

WebEAで利用する文字列の中には、そのときの状況に合わせて設定した文字列の内容を置換し表示するものもあります。このような置換は、%と%で囲まれるマクロで表現されています。文字列を編集する場合には、必要に応じてこの文字列を含むように編集してください。

 

数値については、%NN%のマクロで表現します。例えば、ウォッチリストで見つかった情報を示す文字列で利用されています。

 %NN% recently modified element%S% = "%NN% recently modified element%S%"

 

%NN%は、実際に見つかった項目数の数値で置換されます。

 

 

複数形

英語では、名詞に単数形・複数形がある場合があります。WebEAでは、この複数形を考慮し%S%のマクロを提供しています。このマクロは、対象の項目が複数の場合には's'の文字で置換されます。例えば、対象の要素が1つの場合に、次のような文章があるとします。

 

 1 recently modified element

 

このマクロを利用することで、複数の場合には以下のように表示できます。

 

 5 recently modified elements