有料ライセンスで利用できる機能

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有料ライセンスで利用できる機能

Proクラウドサーバは、無料でもある程度の機能を利用できますが、有料のライセンスを購入することで利用できる機能が増えます。このページでは、それぞれの機能の概要を紹介します。

 

注意:

  • Proクラウドサーバのライセンスには、動作可能なサーバの情報が含まれます。ライセンスをインストールしているサーバを変更する場合には、新しいサーバにて「ライセンスの新規申請ダイアログ」で情報を取得し、販売窓口まで送付してください。ただし、それぞれのライセンスにつき、サーバ変更は1回のみ可能です。
  • Proクラウドサーバのライセンスの取得・設定には有線LANと接続するLANカード (NIC/LANアダプタ)が必要です。

 

項目

説明

WebEA

Enterprise Architectの利用者から多くの要望が寄せられている機能の一つとして、Enterprise Architectで作成したモデルをモバイルデバイスやEnterprise Architectがインストールされていないマシンから参照する機能です。

 

WebEAはPHP, JavaScriptおよびCSSを利用して作成された、Enterprise Architectのモデルを見やすい形にしてWebブラウザで見ることができる機能です。モデルの参照にあたり、特別なハードウェア・ソフトウェアや追加のライセンスは不要です。

 

WebEAは多くのオプションが設定可能で、モデルの参照方法や表示したモデルに対するアクションの指定などが可能です。

プラグイン

Server Based Plugin Interface (SBPI)はProクラウドサーバを拡張することのできる仕組みです。このプラグインの仕組みを利用することで、Enterprise Architectの要素と他の外部ツールでのデータを結びつけ、Enterprise Architectの画面内から外部ツールのデータを参照することができるようになります。

可視レベル

「可視レベル」とはEnterprise Architectのモデルの一部について、ユーザーが参照することができるかどうかを指定するための仕組みです。Proクラウドサーバで管理されているモデルでこの機能を利用できます。可視レベルの機能は、Oracle8以降およびSQLServer 2016で利用できる行レベルセキュリティの機能を利用して実装しています。

Prolaborate

Prolaborateは、リッチなモデルやデザインをより広いコミュニティに効果的に提供するための次のステップであり、ハイレベルなエグゼクティブ・ビジネスプロセスマネージャー・プロセスの実装者・コンサルタント・顧客・その他の利害関係者が、それぞれの立場に応じた方法で、それぞれに興味がある範囲のモデルを見ることができます。

Prolaborateは、モデルを直接編集するよりも、モデルを参照・利用・分析することに関心のある設計者以外の人々のために、複雑さを軽減し、必要な情報のみに絞りこみ、モデル情報への参照性を向上させるためのカスタマイズされたビューのセットです。Prolaborateは、モデルに対して活動している設計者とは異なる視点からモデルについて話すことをサポートするソーシャルプラットフォームを提供します。Prolaborateは、ダッシュボード・影響分析・その他のモデル外の機能を提供し、モデルから情報を引き出したり、モデルへの独自のウィンドウを提供します。

(Prolaborateは有料製品で、英語版のみの提供となります。)

WebConfig

Proクラウドサーバの 'WebConfig' 機能は、Proクラウドサーバの設定をWebブラウザで行うための機能です。Windowsアプリケーションの設定ツールの代替となります。

Webブラウザから、Windowsアプリケーションの設定ツールと同じようにプロジェクトの設定やポートの設定などを行うことができます。

(参考:Webベースの設定ツール)

OSLC RESTful API

OSLC RESTful API (OSLC Architecture Management v2.0) は、Enterprise Architectのクラウド上のプロジェクトに対して、幅広い内容の参照と編集が可能です。

OSLC 要求管理

OSLCは、要求管理ツール間の統合を容易にするためも利用できます。OSLCはHTTPを使用して要求一覧の取得・追加・修正・削除を行うことができます。

 

 

参照: