カスタムテンプレート

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カスタムテンプレート

Enterprise Architectが提供するさまざまな既定のテンプレートをカスタマイズすることで、ソースコードの出力結果を自由に変えられます。しかし、既定のテンプレートでは実現できない範囲、例えば独自の言語に対するテンプレートを作製したい場合には、新しいテンプレートを定義し利用できます。また、既定のテンプレートに対してステレオタイプを指定し、内容を上書きできます。例えば、特定のステレオタイプを持つ操作の引数とそのノートを一覧で出力する場合に、内容を上書きし独自の内容を定義できます。

 

 

利用手順:

リボン

コード > ソースコード > 設定 > コード生成テンプレート

キーボード

Ctrl + Shift + P

 

 

手順:

#

操作方法

1

上記の利用手順に従って操作すると、コードテンプレートエディタのタブが開きます。言語を一覧から指定します。

2

「新規テンプレートの追加」 を押します。新規カスタムテンプレートの作成ダイアログが表示されます。

3

「対象の種類」の欄から希望する種類を選択します。

現在利用できるものは「テンプレート置換マクロ」のページにある階層構造ツリーの各項目になります(選択肢は、各項目に付属されているカッコ内の英単語になります)。

テンプレートの種類に<None>を選んだ場合については、以下「テンプレートの種類に<None>を選んだ場合」をご覧ください。

4

「テンプレート名」を指定し、 OKボタンを押してください。

5

コードテンプレートエディタに、作成したテンプレートが表示されます。

変更の列は「はい」になっています。作成したテンプレート名は、<対象の種類>__<テンプレート名>となります。

<対象の種類>と<テンプレート名>の間の下線(アンダーバー)は2文字です。

6

一覧から作成したテンプレートを選択し、内容を入力してください。

(参照:コード生成テンプレートの文法)

7

保存ボタンを押して変更を保存します。

これにより、プロジェクト内に保存されます。このテンプレートは他のテンプレートから利用できます。

(参照:ステレオタイプ指定のテンプレートの追加)

 

 

テンプレートの種類に<None>を選んだ場合:

 

コード生成テンプレート内に何度も同じような処理部がある場合、<None>を利用し、サブルーチンのように使用できます。

例)Attributeテンプレートから<None> の種類のテンプレートを呼ぶ場合、<None> の種類のテンプレートでは、Attributeテンプレートと同様にattで始まるテンプレートおよびclassで始まるテンプレートを使うことができます。

 

 

注意:

独自の言語に対してテンプレートを作成する場合でも、最初に呼ばれるFileテンプレートは必須です。このテンプレートから、Import Section, NamespaceやClass等のテンプレートを呼び出す形にしてください。

 

 

参照: