スクリプトのデバッグ機能を利用することで、スクリプトの作成や保守を効率化できます。デバッグ機能では、スクリプト内にブレークポイントを設定し、実行時の変数の内容を確認できます。
スクリプトのデバッグ機能は、以下のような動作になります。
- スクリプトビュー内のツールバーを利用すると、デバッグの実行の他、ステップ実行などを行うことができます。
- ブレークポイントや記録マーカー・トレースマーカーが利用できます。
- デバッグサブウィンドウには、スクリプトの出力内容が表示されます。
- ローカル変数サブウィンドウには、スクリプト内の変数の情報が表示されます。
- スクリプトの実行結果から、シーケンス図を生成できます。
利用手順:
リボン
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アドイン・拡張 > ツール > スクリプト > 対象のスクリプトを右クリック > スクリプトのデバッグ
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その他
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スクリプトサブウィンドウ内のツールバーの ボタンを押す
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デバッグの開始
注意:
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- スクリプトのデバッグは VBScript, JScript, Javascript に対応します。
- VBScript と JScript のデバッグは、 Microsoft Process Debug Manager が実行するマシンにインストールされていることが必要です。このProcess Debug Managerは、Microsoftのサイトから「Microsoft Script Debugger」としてダウンロードできるほか、Visual Studioなど、いくつかのMicrosoft製品をインストールすると自動的にインストールされます。
- ブレークポイントの設定は保存されません。スクリプトを閉じると、ブレークポイントの情報は失われます。
- デバッグ中には、スクリプトサブウィンドウのコンソールに表示される内容はデバッグサブウィンドウに表示されます。
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参照: