タイミング図では、状態ライフラインにおいて、一定の期間の経過あるいは特定のタイミングで発生する遷移(状態の変化)を表現できます。これは、シーケンス図で状態の変化も表示した場合の形式と同程度の内容になります。このタイミング図で表現されるライフラインでイベントや変更が発生した場合には、状態の変化が発生し、ライフライン内で表現されます。これにより、システムが時間の経過とともにどのように変化するのかを表現できます。
状態ライフラインを利用する場合には、まず状態を先に定義する必要があります。その後、状態間の遷移を定義します。
作業 |
説明 |
遷移の追加と移動 |
状態を追加した後は、マウスを利用して状態間に遷移メッセージを追加できます。 「ライフラインの設定ダイアログ - 遷移タブ」のページをご覧下さい。 |
遷移時間の変更 |
遷移の垂直ラインのいずれかにカーソルを移動し、遷移の時間を変更するために左側または右側のラインをドラッグしてください。 カーソルはライン上で水平方向の動作を示すカーソル ()に変化します。 |
遷移のマージ |
必要に応じて、 遷移を押し、 遷移のポイントを前または後ろにマージできます。 遷移へカーソルを位置づけると、カーソルは( または )に変わります。 マウスボタンをクリックしてください。遷移は、要求された方向の最も近い遷移へ位置づけられ、現在の遷移はその最も近い遷移にマージされます。 |
遷移の削除 |
遷移は、前の遷移状態と同じ状態に移動し、カーソルを離した際に自動的に削除されます。 または、 遷移上で右クリックしてコンテキストメニューを表示し、「削除」 メニューを選んでください。 |