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クイックリンクの定義において、 Exclusive to stereotypeフラグ (カラム P) に TRUEを設定している場合、Enterprise Architectの既定のソースとターゲットの間のクイックリンク定義が無効になり、独自に定義した内容のみが表示されるようになります。
もし、実際にクイックリンク定義を持つことなく、しかも既定のクイックリンク定義を無効にしたい場合、つまり、クイックリンクの動作として要素や接続の作成を行わないようにしたい場合には、次のような対応になります。
モデルとして定義する方法
<<metaclass>>要素のそれぞれに属性 _HideUmlLinks を追加し、その初期値として "True" を指定してください。指定した要素について、クイックリンクでは元となるUML関係の選択肢を表示しないようになります。
CSV形式で定義する方法
まず、すべての定義の内容について、 'Exclusive to stereotype' フラグ (P列) の内容を True にしてください。
«quick» クラスから他の «quick» クラスへのクイックリンクを独自のルール内に全く定義しない場合、EAはクラスからクラスへの既定のクイックリンクのルールに基づいた内容を表示します。この動作を無効にするには、クイックリンク定義を作成し、source element type・source stereotype filter・target element type・target filter fieldsの四つのカラム(カラムA・B・C・D)を設定した上で、 Exclusive to stereotype フラグ(カラム P) に TRUEを設定し、 new link type(カラム H) を <none>に設定します。
例として、先に紹介した例に、この行を追加します:
Class,quick,Interface,,,,,<none>,,,,,,,,TRUE,,0,,,,,
これは、クイックリンクが«quick» クラスからインターフェース要素へ引かれた場合に、クラスからインターフェースへのデフォルトクイックリンクを無効にします。同時に、独自のルールも存在しませんので、クラス要素からインターフェース要素には接続は作成できないことになります。
注意: |
この設定を行っても、クイックリンクメニュー上の依存・追跡・情報フローの項目は常に表示されます。この3つの項目を非表示にしたい場合には、MDGテクノロジーの設定において、「Enterprise Architect標準 (UML2)」および「Enterprise Architect標準拡張」のチェックを外し、これらのEnterprise Architectの既定の処理を無効にしてください。 |
参照: