インターフェース

<< 目次を表示 >>

ページ位置:  UMLのモデリング > UMLの要素 > 構造図に関連する要素 >

インターフェース

 

インターフェースは実装者が具体的な振る舞いを決定することを示す要素です。インターフェースを実装することで、クラスは要求された振る舞いに対応していることが保証されます。これにより、システムは、直接つながりのない要素を同じ方法(共通のインターフェース)で扱うことができます。

 

インターフェースはクラスと同様にして表示されますが、明示的に操作を表示しない小円形で表示できます。インターフェースを右クリックして、「書式設定 | 小円形(ロリポップ)で表示する」 を選択することで切り替えられます。

 

小円形で表示されている場合に実現の接続を追加した場合には、矢印が表示されません。インターフェース要素については、その定義されている内容を実現する、具象クラスが必要です。具象クラスでは、インターフェースで定義されている操作の実装を持ちます。

 

注意:

  • インターフェースはインスタンス化することができません。必ず、インターフェースを実装するクラスを定義し、そのクラスでインターフェースで定義されている操作を実装する必要があります。このクラスはインスタンス化できます。
  • インターフェース要素はクラス要素にステレオタイプinterfaceをつけた場合と同じ外見にすることもできますが、Enterprise Architectの内部では異なる種類の要素として扱われています。既存のクラスをインターフェースにする場合や、インターフェースをクラスに変更する場合には「要素の種類の変更を実行してください。

 

 

ツールボックスのアイコン

 

 

参照: