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実行仕様にはレベル(高さ)が指定できます。この指定を行うことで、複雑なやりとりをわかりやすく表現できます。
サンプル |
説明 |
Enterprise Architectでは、複雑な処理の場合でもシーケンス図に適切に表現できます。このような場合には実行仕様(アクティベーション)が階層構造になって表現されることが多くあります。 例えば、下のクラスはメソッドのsampleAを読んでいます。そして、その後続いてメソッドsampleA1を呼んでいます。
このような場合には、クイックリンク機能を利用する場合には、対象のライフラインから自分自身へドラッグすることで作成できます。
ツールボックスを利用する場合には次の手順になります。
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この実行仕様のレベルを上げるためには、メッセージを選択後に表示される、レベルを上げるための→ボタンをクリックしてください。 これにより、メソッドsampleAの中でメソッドsampleA1が呼ばれているという図にできます。 |
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次の例では、さらに複雑な例です。このような場合でも、先ほどと同様に→ボタンをクリックすることで、実行仕様のレベルを変更できます。
この例では、SampleA2aのメッセージは、SampleA2のメッセージの中から呼ばれています。SampleA2のメッセージは、SampleAのメッセージから呼ばれています。(SampleA1のメッセージの中から、ではありません。) SampleA1のメッセージも、SampleAのメッセージの中から呼ばれています。
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参照: