MOF

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MOF

Enterprise Architectでは、MOF1.3あるいはMOF1.4に準拠したXMIファイルを出力できます。

metamodelのステレオタイプが付いたパッケージを作成し、その中に定義することで、これらのXMIファイルを出力できます。

 

MOFモデルはMOF1.3あるいはMOF1.4形式で出力できます。

 

MOF (Meta-Object Facility) とはOMGが定義したもので、UMLのメタモデルの構造をモデリングする場合に必要になったものです。

MOFは下の図のように、4層構造で定義されています。

 

 

MOFのモデルとUMLの構造モデルが似ていることもあり、MOFのメタモデルはUMLのクラス図で定義されることが多いです。ツールボックスのメタモデルのページから、MOF要素や接続を配置できます。MOFはXMI形式で表現されます。

単純にするために、MOFではクラスの表現記法をメタ層の概念を定義するために利用されます。これらのクラス(概念)は下のモデル層でインスタンス化できます。

MOFはクラスの表記に利用されます。オブジェクト指向の観点で、メタ層の概念の定義を行います。これらのクラス(概念)は下位のモデル層でインスタンス化できます。M2層の要素はM3層のインスタンスオブジェクトです。

関連する標準として、OCLがあります。OCLを利用するとモデルの制約をより論理的に表現できます。

 

注意:

  • 対応しているMOF標準はXMI形式です。XMIはXML形式のテキストです。
  • Enterprise Architectでは、MOF 1.3 あるいは MOF 1.4 の内容をXMIファイルとして出力できます。
  • MOFに関連する仕様として、Object Constraint Language (OCL)があります。これは、モデルの制約を表現するための記述するための形式言語です。OCLを利用することで、MOFをより厳密に記述できます。

 

 

参照: