OSLCクライアントは oslc.prefix を利用して、プロパティ名に利用するプレフィックス(接頭辞)を指定できます。このパラメータを利用する場合には、以下の、ベースになるURIに追加してください。
http://<server>/<model_name>/oslc/re/<requirement_GUID>/
このパラメータの文法は以下の通りです。 (BNFで表現しています。)
いくつかのサンプルと、その戻り内容を紹介します。
例 |
クエリ |
1 |
クエリ： http://localhost:480/firebird_model/oslc/re/{7104C13D-841C-4068-B7EE-FB998C5BA4B7}/?oslc.prefix=otrm=<http://purl.org/dc/terms/\>& oslc.properties=otrm:title
レスポンス：指定した要求のtitleプロパティを取得します。なお、クエリ内では名前空間http://purl.org/dc/terms/ をotrmという文字列で表現しています。 |
2 |
クエリ： http://localhost:480/firebird_model/oslc/re/{7104C13D-841C-4068-B7EE-FB998C5BA4B7}/?oslc.prefix=otrm=<http://purl.org/dc/terms/\>,spx=<http://www.sparxsystems.com.au/\>& oslc.properties=otrm:title,spx:alias
レスポンス：指定した要求の title と aliasプロパティを取得します。なお、クエリ内では名前空間 http://purl.org/dc/terms/ をotrmという文字列で、 http://www.sparxsystems.com.au/ という名前空間を spx という文字列で表現しています。 |
3 |
クエリ： http://localhost:480/firebird_model/oslc/re/{7104C13D-841C-4068-B7EE-FB998C5BA4B7}/?oslc.prefix=otrm=<http://purl.org/dc/terms/\>,spx=<http://www.sparxsystems.com.au/\>& oslc.properties=otrm:title,sx:alias}
レスポンス：このクエリーはエラーになります。プレフィックス sx が未定義です。 |
注意: |
この機能の利用には有料ライセンスが必要です。 |
参照: