要求管理

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要求管理

 

項目

説明

要求管理

要求を収集し把握することは、多くの場合開発の第一歩となります。要求は「対象のシステムが何をしなければならないか」ということを示します。

Enterprise Architectでは簡単な要求管理のためのいくつかの機能を搭載しています。具体的には、要求要素の定義・要求を実装するモデル要素への要求のリンク・要求を階層構造にリンク・要求のレポート・要求のモデル要素の責務へ置き換えです。

さらに要求管理を効率的・厳密・確実に行うためには、RaQuest (https://www.raquest.jp/)を利用できます。

要求の収集

要求の収集は、一般的に設計・開発の最初のステップになります。要求は、対象のソリューションの使用・維持、または恩恵を受けると予想されるすべてのステークホルダーから収集され、必要に応じて機能などで分類します。階層的に整理する場合もあります。要求の情報は、Enterprise Architectで要素として作成することもできますし、表計算ツールやRaQuestなどの要求管理ツールで管理される場合もあります。

要求の管理は、次のような理由から、ソフトウェア開発において問題が多い分野の1つです

  • さまざまな異なるグループからの要求
  • 組織の境界の考慮
  • ツールの境界の考慮
  • 要求の多様性
  • 自然言語の不正確さと曖昧さ

 

これらの問題は、以下のような機能を使って軽減できます。

  • トレーサビリティ
  • 変更管理あるいは構成管理との連携

 

Enterprise Architectは、要求を要素として扱い、可視化して定義・管理します。

作業

要求管理に関する基本的な作業は以下の通りです。

 

注意:

  • 要求に関する説明内容は、関係する内容がサンプルプロジェクトに含まれます。「ホーム」リボンの「ヘルプ」ボタンからサンプルプロジェクトを開くことができます。
  • 他の要求管理ツールを利用している場合でOSLCに対応している場合には、ProクラウドサーバのOSCL連携の機能で、Enterprise Architectで作成した要求を他のツールから参照できます。