要求の作成

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要求の作成

要求アナリストが要求を管理する方法はさまざまです。表計算ツールで要求の一覧を作成することもあれば、テキストエディタや文書作成ツールで要求を記録することもあります。作図ツールを使って視覚的に表現することもあります。Enterprise Architectを利用する方法は、これらの方法を支援します。図で表現することもできますし、表形式で表示することもできますし、文書として出力・管理できます。仕様ビューのように、要求管理を支援するような機能も搭載しています。

 

要求を作成する際には、Wordなどのドラッグ&ドロップに対応したツールから文字列をダイアグラム内にドロップして作成することもできますし、別売りのアドインを利用するとIBM Rational DOORS の内容を取り込むこともできます。

 

 

利用手順:

要求要素としてEnterprise Architect内部に要求を作成するには、以下のような方法があります。

 

ダイアグラム内に要素を配置すると、その要素はモデルブラウザ内に表示され、他のダイアグラムに配置するなどの作業ができるようになります。

 

 

ダイアグラムに要求を作成

以下の手順を行うと、テキストエディタなどのツールの内容から、さまざまな要素を効率よく作成できます。この方法はどの要素に対しても利用できますが、要求要素の作成に利用できます。テキストエディタなどの対象のツールが、ドラッグ&ドロップに対応している必要があります。

 

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操作方法

1

要素を配置するダイアグラムを開きます。

2

テキストエディタ等を開き、文字列を選択します。複数行を選択した場合には、1行目が要素の名前、2行目以降が要素のノートとして格納できます。

3

その文字列をドラッグし、Enterprise Architectのダイアグラムの中にドロップします。どの種類の要素を作成するのかを指定するメニューが表示されます。

(参考:ツールボックスのショートカットメニュー)

4

希望する種類の要素を指定します。

5

指定した種類の要素が追加され、ドロップしたテキストの内容で名前が自動的に設定されます。

 

注意:

  • 要求に通し番号を設定したい場合には、「自動カウンター」の機能が便利です。
  • 要求要素には、要素の右上に「E」の文字を表示できます。この文字の表示・非表示にを切り替えるには、ユーザーのオプションダイアログの「要素」グループにある「カスタム要素を区別する記号を表示」の設定を変更します。
  • 要求要素の状態に応じて、要素の一部を色付けできます。

 

 

参照: