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ツールボックスの「シミュレーション」グループには、さまざまなシミュレーション機能に関係する要素が含まれています。それぞれの要素は、その要素に関係するシミュレーションを実行するために必要な仕様やパラメータを保持するために利用します。
それぞれの要素については、後述の表「シミュレーショングループの要素」で説明します。
項目 |
説明 |
BPMNシミュレーション(BPSim) |
BPMNシミュレーション要素は、ビジネスプロセスシミュレーションのための構設定情報を保持しています。BPMNシミュレーション要素は、対象のBPMNモデルと同じプロジェクト内の任意のパッケージのダイアグラムに作成できます。
汎化の接続を利用して「ベース」と「派生」となるBPMNシミュレーション要素を結びつけ、ベースの要素で定義した内容を派生の要素の設定に継承できます。このようにすることで、作成するすべての要素でシミュレーションの設定内容全体を毎回定義する必要がなくなります。 (参考:BPSimの設定の概要) |
SysMLシミュレーションの設定要素は、SysMLモデルのシミュレーションを実行するための設定情報を保持しています。 この要素をダブルクリックすると、SysMLシミュレーションの設定タブが表示されます。 このタブから、シミュレーションのパラメータを指定できます。 |
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外部実行の状態マシン要素は、状態マシン要素(およびステートマシン図の内容)のコードを生成・ビルドし、実行してシミュレーションするために利用します。
対象の状態マシンはクラス要素の子要素として作成する必要があります。そのクラス要素をモデルブラウザからこの要素にドラッグすると、パートプロパティ要素として要素内に配置できます。1つの外部実行の状態マシン要素に複数のクラス(つまりパートプロパティ要素)を配置できます。
外部実行の状態マシン要素をセットアップした後、要素のコンテキストメニューを使用して、要素内のすべてのクラスの状態マシンに対するコード生成・ビルド・実行が可能です。 (参考:動作中の状態遷移をモデル上で可視化、サンプル) |
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DMNシミュレーションの設定 |
DMNシミュレーションの設定要素には、DMNモデルのシミュレーションを実行するための設定情報を保持しています。 この要素をダブルクリックすると、DMNシミュレーションタブが開き、そこからデシジョンモデルのシミュレーションの実行・検証の実行・コードの生成・テストモジュールの生成などを行うことができます。 (参考:DMNのシミュレーションの実行) |
参照: