<< 目次を表示 >> ページ位置:  Enterprise Architectの拡張 > ソースコード生成のカスタマイズ > コード生成テンプレートフレームワーク > コード生成テンプレートの文法 > マクロ > フィールド置換マクロ > 置換マクロの例

フィールド置換マクロの利用方法は以下のいずれかになります。

• 直接置換
• 条件置換  

 

 

利用法 1: 直接置換

これは、対応する対象要素の値を直接出力する場合です。

 

文法: %<macroName>%

 

<macroName>は上記の表のいずれでも構いません。

 

例:

• %className%
• %opName%
• %attName%

 

 

利用法 2: 条件置換

マクロの値によって異なる値を返すようにできます。

 

文法: %<macroName> [ == "<test>"] ? <subTrue> [ : <subFalse> ]%

• [ <text> ]は<text>がオプションであることを示します。
• <test>はマクロがとりうる値を示しています。
• <subTrue> と <subFalse> は固定の文字列か、他のマクロなどが指定されます。

 

例:

• %classAbstract=="T" ? "pure" : ""%
• %opStereotype=="operator" ? "operator" : ""%
• %paramDefault != "" ? " = " value : ""%

 

上の3つの例は条件分岐で偽の場合には、何も出力されません。これを省略した形として、次のような書き方もあります。

 

例:

• %classAbstract=="T" ? "pure"%
• %opStereotype=="operator" ? "operator"%
• %paramDefault != "" ? " = " value%

 

3つ目の例では、paramDefaultの値が空か、あるいは存在するかどうかをチェックしています。この場合には、次のように条件式自体も省略できます。

 

• %paramDefault ? " = " value : ""%
• %paramDefault ? " = " value%

 

上の例では、すべて処理結果は同じになります。もし、value変数に10という値が設定されている場合、結果はすべて次のようになります。

= 10

 

 

 

参照:

• フィールド置換マクロ