SysML アドインメニュー

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SysML アドインメニュー

SysMLの拡張機能に関するメニュー項目は、「アドイン・拡張」リボン内の「アドインメニュー」パネルに表示される項目の 「SysML」 以下から呼び出せます。

 

項目

説明

ツール内表示

および

Excelに出力

要求テーブル

要求の情報を一覧で表示します。Excel形式で出力できます。

要求テーブル(導出)

要求間の関係のうち、導出(deriveReqt)の関係に着目した一覧を表示します。Excel形式で出力できます。

要求テーブル(充足)

要求と他の要素の関係のうち、充足(satisfy)の関係に着目した一覧を表示します。Excel形式で出力できます。

充足(satisfy)のない要求

充足(satisfy)の関係をもたない要求を一覧で表示します。Excel形式で出力できます。

要求に結びついていないブロック

要求と充足(satisfy)で結びついていないブロックを一覧で表示します。Excel形式で出力できます。

割り当てテーブル

割り当て(allocate)の関係を一覧で表示します。Excel形式で出力できます。

要求テーブル(階層)

要求図を開いた状態でこの機能を実行すると、要求の階層を考慮して段下げした形式のExcelデータを生成します。モデルブラウザの親子(階層)関係を優先とし、導出(deriveReqt)および包含(Nesting)の接続がある場合に、親子関係とみます。idの値のない要求要素は対象外です。Excel形式のみの対応です。

要求関係表

要求図を開いた状態でこの機能を実行すると、ダイアグラム内の要求と充足(satisfy), 検証(verify), 追跡(trace)で結びつく他の要素を一覧形式で出力します。 Excel形式のみの対応です。

インターフェース情報

ブロック定義図あるいは内部ブロック図を開いた状態でこの機能を実行すると、ポートやパートプロパティ間のコネクタや、コネクタを流れる情報フローについての情報を一覧形式で出力します。Excel形式のみの対応です。

管理・オプション

表示する区画の設定

ダイアグラム内で表示する区画の設定を行います。初期値の設定や、一括変更もできます。

利用されていない型要素の削除

自動的にフロープロパティ要素を追加する方法で自動追加し、その後ポートの型として利用されなくなった要素がある場合に、まとめて削除します。

オプション

このページ下部の「オプション」をご覧ください。

SysMLアドインについて

このアドインのバージョン番号を表示します。サポートに問い合わせをする場合などにご確認ください。

 

オプション

 

「オプション」のメニューを選択した場合には、以下のSysMLアドインの動作を変更するオプションを設定する画面が表示されます。

項目

説明

プロパティダイアログ

ブロック要素のプロパティダイアログを表示

この設定が有効の場合には、ブロック要素をダブルクリックするとSysMLアドイン独自のプロパティ画面を表示します。

要求要素のプロパティダイアログを自動表示

この設定が有効の場合には、要求要素をダイアグラム内で新規に作成するとSysMLアドイン独自のプロパティ画面を自動で表示します。

接続作成時の動作

集約の作成時に向きを明示

この設定が有効の場合には、集約およびコンポジションを作成した場合に、接続の向きが自動的に「ターゲット→ソース」に設定され、接続に矢印が表示されます。

この設定は、SysMLのダイアグラム以外でも動作します。

包含を逆向きに作成

この設定が有効の場合には、要求間に包含(ネスト)の関係を作成する場合に、Enterprise Architectの標準の向きと逆向きに作成します。

この設定は、SysMLのダイアグラム以外でも動作します。

コネクタ作成時にターゲット側にポートを追加

この設定が有効な場合に、内部ブロック図でポート要素からプロパティ要素にコネクタを作成した場合、プロパティ要素にポートを追加し、そのポートとコネクタで結びます。

なお、追加したポートの型などは、接続元のポートを元に自動調整されます。

要求要素をドロップ時の動作

実現

割り当て

充足

何もしない

モデルブラウザから要求要素をドラッグし、ダイアグラム内の要素にドロップした場合の動作を指定できます。Enterprise Architectの既定の動作では、実現の接続が作成されます。この動作を、割り当て(allocate)あるいは充足(satisfy)の作成に変更できます。あるいは、何も接続を追加しないようにもできます。

その他

内部ブロック図の表示区画の調整

この設定を有効にすると、内部ブロック図を新規に作成時に、プロパティの「:ports」区画など、多くの場合には利用しない区画を自動的に表示しない設定とします。これにより、ダイアグラム内での操作により不要な区画が表示され、要素の大きさが大きくなりダイアグラムが崩れる状況を回避します。チェックを入れたまま利用することを強く推奨します。

Reference区画との対応

参照=trueのプロパティを作成した場合に、ブロック間に集約を作成する(既定値)か、関連を作成するかを指定します。関連を指定した場合、ユーザーオプションの「関連の既定の向きをソース→ターゲットに設定」を有効にする必要があります。

モデルの内容を元に選択肢を調整

この設定が無効の場合には、内部ブロック図とアクティビティ図の関係から運ばれる要素の選択肢を絞り込む機能と、ポートの向きを元に方向の選択肢を絞り込む機能を無効にします。

プリミティブ型はライブラリの要素を利用

この設定を有効にすると、モデルテンプレート「基本的な値型のライブラリ」が読み込まれている場合でプロパティなどの型としてプリミティブ型を選択した場合には、モデルテンプレート内の要素を型として利用します。設定の変更後にEnterprise Architectの再起動が必要です。