Enterprise ArchitectにはJUnit や NUnitを利用したテストの機能だけでなく、モデル要素に対してテスト項目を関連付ける機能もあります。
テスト項目を、他の要素から読み込んだり、シナリオから読み込んだりして生成できます。また、テスト項目についてのドキュメントを生成できます。また、要素に定義されているテスト項目について、ダイアグラム内の区画として表示できます。
Enterprise Architectでは、モデル内の要素に対して、自由にテスト項目を割り当てることができます。
モデル内の要素に対してテスト項目をモデル内で一元的に定義することで、情報をまとめて管理することが可能になり、統合的なドキュメントを出力することもできます。
また、テストチームと設計チームの間での連携を効率化することにも役立ちます。検索機能を活用することで、未実施のテスト項目やテストが失敗したテスト項目を持つ要素をモデル全体から探すことできます。
こうした要素を検索してモデル内での役割や関係を元に、テストを含めた整合性を効率的に維持できます。このように、Enterprise Architectは単なるモデリングツールではなく、設計開発全体を通して支援する仕組みを持っています。
項目 |
参照 |
分類 |
Enterprise Architectでは、テストは次の分類に分けることができます。それぞれの分類で、設定できる内容などは変わりません。
これらのテストの分類は、テストクラスと呼ばれることもあります。 また、「すべてのテスト項目」タブでは、対象の要素に定義されたすべてのテスト項目を分類別に表示した読み取り専用の一覧が表示されます。この一覧の項目をダブルクリックすると、適切なタブが表示され、その項目がハイライトされます。 |
テストの利用 |
その他のテストに関する項目は次の通りです。: |
注意: |
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参照: