ソースコードエディタ

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ソースコードエディタ

Enterprise Architectには強力なソースコードエディタが搭載されており、ツール内で直接ソースコードの表示・編集を行うことができますクラス要素に対してソースコードが生成されている場合には、このエディタで出力したソースコードを表示できます。ソースコードの元となるUMLモデルとソースコードの両方を見ることで、コードとモデルの対応付けが明確になり、設計と実装の間のギャップを埋める支援をします。

 

ソースコードエディタには、属性・プロパティ・メソッド(操作)のナビゲーションを容易にするための構造ツリーがあります。行番号を表示したり、シンタックスハイライトを有効にしたりできます。エディタには、インテリセンスやコード補完など、ソフトウェアエンジニアが愛用しているIDEでおなじみの機能の多くが含まれています。また、Enterprise Architect内部でのソースコードの管理を容易にするマクロ記録など、その他にも多くの機能が搭載されています。また、ソースコードエディタのコンテキストメニューやツールバー、ファンクションキーから利用できるコード管理のオプションも多数用意されています。

 

 

ソースコードエディタではソースコードを表示できます。ソースコードサブウィンドウとして表示することもできますし、タブとして表示できます。サブウィンドウが表示されている場合には、ダイアグラム内のクラスを選択すると、そのクラスのソースコードが生成されている場合にはそのソースコードを表示します。C++では2つめのタブが開き、実装ファイル(.cpp)を表示できます。

 

ソースコードエディタについての設定を変更できます。ユーザーのオプションダイアログのコードの編集グループで変更して下さい。なお、このグループには他にもソースコードに関連するさまざまな設定項目があります。

 

ソースコードエディタには、異なる場面で利用できるいくつかの種類があります。

 

 

利用手順:

リボン

  • 動作解析 > ファイル > エディタ >ソースファイルを開く
  • 動作解析 > ファイル > エディタ > タブで表示
  • 動作解析 > ファイル > エディタ > 空のファイルを開く

キーボード

  • F12 あるいは Ctrl + E  (要素に結びついたソースファイルを開く)
  • Ctrl + Alt + O  (外部のソースファイルを開く)

 

 

項目

説明

ソースコードサブウィンドウ

既定の状態ではソースコードサブウィンドウの設定は以下のようになっています。

  • すべてのファイルを解析し、結果を階層構造(構造ツリー)で表示します。
  • 行番号を表示します。

 

 

XMLファイルを表示・編集する場合には、階層ツリーはクラスの場合とは異なり、次のようになります。:

 

外部のファイルを編集する

Enterprise Architectで管理されていないcode, XML, DDLファイルを、Enterprise Architectのエディタで編集できます。「コード」リボン内の「ソースコード」パネルにある「コードエディタ」ボタンクリックで表示される「ソースコードの編集」メニューから 「ファイルを指定してを開く」を実行するか、[Ctrl]+[Alt]+[O]キーを押します。このエディタにはツールバーはありません。編集などの機能を呼び出す場合には、右クリックしてコンテキストメニューを利用してください。

変更内容を保存する場合には、[Ctrl]+[S] を押します。タブを閉じる場合に編集内容が保存されていない場合には、確認のダイアログが表示されます。

シミュレーションの振る舞い

シミュレーション対象のステートマシン図やアクティビティ図内の要素に対して、コードエディタでは、構造ツリーを使用して、ダイアグラム内のすべての要素の動作を一覧表示したり、編集したりできます。

 

 

上の画像では、ステートマシン図内のいくつかの状態要素が構造ツリーに表示されています。それぞれの状態にはentry等のアクションと振る舞いがあり、すべての状態がまとめて表示されていて、エディタウィンドウから離れずにそれぞれの状態の詳細を参照・編集できます。

 

注意:

  • 要素に関連するソースコードを表示するには、メニュー項目から操作するか、あるいは [Ctrl + E][F12] のショートカットキーも利用できます。
  • もし、対象の要素にソースコードが保持されていない場合、Enterprise Architectは他の要素の操作や属性へのリンクがあるかどうか確認します。リンクがある場合、その要素のソースコードを表示します。
  • モデルブラウザ内で要素を右クリックして、「ソースディレクトリを開く」を実行することで、対象のソースファイルが存在するディレクトリを開くこともできます。他のエディタで他のファイルを編集したい場合などに便利です。

 

 

参照: