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Enterprise Architectでは、SysMLモデルをSimulink形式に変換し、自動的にシミュレーションを実行し、選択した変数の出力をプロットできます。生成されたSimulinkファイルは、Simulinkで直接開くことができ、シミュレーションの設定や出力機能の変更や微調整を行うことができます。Enterprise ArchitectとMATLABとの連携のためには、バージョンR2018b以降が必要です。
Simulinkでは、信号の流れが一方向であるブロック定義図を使用しているため、Enterprise Architectでは、ブロック間に有向であるメッセージを作成し、Simulinkに出力してシミュレーション結果のチャートを作成できます。
SysPhSのツールボックス内にあるパターン機能を利用して、一般的なビルトインSimulinkライブラリブロックをドラッグ&ドロップで配置したり、SysPhS標準のステレオタイプパラメータを使用して独自のカスタムビルドブロックを参照したりできます。
Simulinkを使用したシミュレーションは、Enterprise Architectでも利用可能なOpenModelicaの代替手段ともなります。
参照: