アクティビティ図内のクラスの操作

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アクティビティ図内のクラスの操作

クラスの操作は、アクティビティ図ではアクションとして表現されます。操作がアクションとして表現されている場合には、アクションには対象の操作を持つクラスの名前が表示されます。

 

 

アクティビティ図にクラスの操作を追加する手順は次の通りです。

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操作方法

1

アクティビティ図を開きます。

2

モデルブラウザで、対象の操作を探します。

3

対象の操作をダイアグラム内にドロップします。

 

4

操作がダイアグラムに追加されると、以下のような操作呼び出しのアクション要素が配置されます。要素には、対象のクラスの名前が表示されます。

 

 

関連付いている操作を変更する場合の手順は次の通りです。

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操作方法

1

対象のアクション要素を右クリックします。

2

「追加設定 | 操作の割り当て」 を選択します。 操作の割り当てダイアログが表示されます。

3

対象の操作を指定し、OKボタンを押すか、ダブルクリックしてください。

4

アクションの内容が更新され、指定した操作に関連づけられます。

 

注意:

  • ダイアグラム内のアクション要素を右クリックして、以下の項目のモデルブラウザ内の位置を確認できます。
  • 振る舞い呼び出し(CallBehavior)アクションについては、対応する振る舞いの分類子の位置を確認できます。
  • 操作呼び出し(CallOperation)アクションについては、対応する操作の位置を確認できます。
  • ダイアグラム内のアクション要素を選択した状態で、Ctrl+EあるいはF12キーを押すと、対応するソースコードがある場合には、コードエディタがタブとして開き、対象のアクション要素に関係するソースコードの内容が表示されます。
  • シミュレーションでは、操作呼び出しアクションは呼び出す操作と結びつけることが必要です。また、ターゲットのアクションピンを作成し、その操作を持つオブジェクトと結びつける必要があります。これらの設定がない場合には、アクション要素でシミュレーションは停止します。
  • 操作呼び出しアクションの名前が空の場合には、アクション要素の名前として操作名が表示されます。その後、操作名が変更されると、表示名も更新されます。

 

 

参照: