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それぞれの要素は関連した制約条件を持つことができます。制約とは、要素が存在するための条件や機能を指します。制約には、一般的には(要素が作成されたり、利用される前に満たす必要がある)事前条件と(要素が開放されたり、要素の動作が完了した場合に満たす)事後条件があります。
要素に制約を追加するには、責務サブウィンドウ内の制約タブを利用するか、要素のプロパティダイアログの制約グループを利用します。責務サブウィンドウで制約の概要を入力し、詳細はプロパティダイアログを利用して記述する方法をおすすめします。プロパティダイアログから制約を追加できます。
区画の表示設定を行うことで、制約の情報をダイアグラム内の要素に直接表示できます。また、継承した制約の情報を表示できます。
制約は、要素の要求とあわせて、要素が存在したり要素の操作のための条件やルールを定義するために利用されます。責務サブウィンドウではこれらの情報も表示されます。
利用手順:
ダイアグラムやモデルブラウザで対象の要素を選択:
リボン |
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コンテキストメニュー |
要素を右クリック | プロパティ | 責務 > 制約 |
キーボード |
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その他 |
要素をダブルクリック : 責務タブ |
詳細:
項目 |
説明 |
新規 |
(プロパティ画面の場合) このボタンを押すと、新しい項目の追加が可能です。 (責務サブウィンドウの場合) 「制約の追加」をクリックし、制約名を入力してください。 |
制約の名前を入力します。 |
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種類 |
ドロップダウンリストから、制約の種類を指定します。 |
状態 |
現在の制約の状態を示します。 |
ノート |
制約に関連した自由な文章を入力できます。 (参照:リッチテキストノートのツールバー) |
保存 |
(プロパティ画面の場合) 追加・変更した内容を保存します。 |
定義済みの制約の一覧 |
一覧には、定義済みの制約の名前が表示されます。 項目を選択することで、詳細の参照と編集が可能です。 |
削除 |
(プロパティ画面の場合) 対象の制約を一覧から選択後、削除ボタンを押してください。 (責務サブウィンドウの場合) 対象制約を選択した状態で右クリックし、「削除」メニューを実行してください。 |
一覧で項目を選択しこのボタンを押すことで、定義済みの制約の順序を変更できます。 |
参照: