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リレーショナルデータベースにおける基本的な組織構造が列になります。リレーショナルデータベースの個々のデータは、テーブルの列に入力された値として表現されています。列は、UMLデータモデリングプロファイルではColumnのステレオタイプを持つ属性として表現されます。
列の詳細は、「列」タブの一覧で直接定義できます。内容を入力すると、変更内容が自動的に保存されます。フィールドによっては、入力できるデータに一定の制限があります。このタブにはプロパティパネルとノート欄もあり、選択した列の情報が表示されます。新しく作成した列には、自動的に既定値が割り当てられ、一覧の一番下に追加されます。
利用手順:
リボン |
コード > データベース > データベースビルダー > テーブルをクリック > 列 > 右クリック > 新しい列の追加 |
コンテキストメニュー |
ダイアグラム内で対象のテーブルを右クリック | 属性・操作と付属要素 | 列 | 右クリック | 新しい列の追加 |
キーボード |
対象のテーブルを選択して F9キーを押す |
設定可能な項目
項目 |
説明 |
名前 |
列の名前です。 |
種類 |
列の種類(型)を指定します。ドロップダウンリストから選択します。 選択できる内容は、テーブルに定義されたDBMSの種類に依存します。 |
長さ |
(オプション) 列の種類によっては、長さの情報を持ちます。例えば、VARCHAR型では、保持可能な最大長を長さとして指定します。長さの情報を持たない種類の場合には設定できません。 設定可能な場合で、設定する必要がある場合に値を指定して下さい。 |
小数桁 |
(オプション) 列の種類によっては、長さの情報を持ちます。例えば、DECIMAL型では、精度を長さとして指定します。小数桁の情報を持たない種類の場合には設定できません。 設定可能な場合で、設定する必要が ある場合に値を指定して下さい。 |
PK |
チェックを入れると、この列が主キーであることを示します。 |
Not Nul |
チェックを入れると、Null値(空)を許さないことになります。 PKの項目にチェックを入れると、この項目は設定できなくなります。 |
別名 |
必要に応じてこの列の別名を設定します。表示やDDL生成で別名を利用できます。 |
初期値 |
必要に応じてこの列の初期値を指定します。 |
ノート |
この列についてのコメントを入力します。 リッチテキスト形式で入力できます。 |
列のプロパティ
テーブルのDBMSの種類により、列に設定可能なプロパティが変わります。 (表示されていない場合には、 列 (<名前>) の項目を展開してください)
プロパティ |
DBMS |
説明 |
Autonum (StartNum Increment)
|
Oracle MySQL SQL Server DB2 PostgreSQL |
シーケンスが必要な場合には、AutoNumプロパティをTrueに設定してください。さらに、必要に応じて開始値・増分を指定してください。 |
Generated |
DB2 |
DB2における自動番号の設定です。By Default か Always が選択できます。 |
NotForRep |
SQLServer |
複製をブロックしたい場合にはTrueを指定します。 |
Zerofill |
MySQL |
項目をゼロフィルする場合にはTrueを指定します。 |
Unsigned |
MySQL |
項目が符号無しの場合にはTrueを指定します。 |
LengthType |
Oracle |
文字列に関するルールです。None, Byte, Char のいずれかを指定します。 |
参照: