カスタムXMLの定義

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カスタムXMLの定義

独自に定義するテンプレート部品で、XMLの値を元に内容を出力するように設定できます。XMLの内容は、ドキュメント生成の実行中に変えることはできません。

 

定義の一例は次の通りです。

 

Filename=<filepath>\<filename>.xml

XPath=/EADATA/Dataset_0/Data/Row

 

最初の行は、XMLファイルの位置を指定しています。2行目は、実際の処理対象を示すパス情報です。このXMLファイルの内容は、以下のような内容とします。

 

  <EADATA>

      <Dataset_0>

          <Data>

              <Row Name="NameValue" Second="Value2"></Row>

              <Row Name="NameValue2"></Row>

          </Data>

      </Dataset_0>

  </EADATA>

 

あわせて、テンプレートエディタで、「カスタム」のセクションを追加し、得られる値を設定します。例えば、

カスタム >

[右クリックしてカスタムに関する項目を追加できます。]

< カスタム

 

となっているのを、以下のように設定します。

カスタム >

Name - Second

< カスタム

 

 

カスタムXMLのテンプレート部品の定義

#

操作方法

1

出力対象となるXMLファイルを準備します。

2

テンプレートエディタで、対象のテンプレート部品を開きます。

テンプレートエディタのツールバーにある ボタンを押し、テンプレートのオプションダイアログを開きます。

3

テンプレート部品の種類」において、「カスタムXML」を選択します。

4

「テンプレート部品の種類」の欄の下にあるテキストボックスには、XMLのファイルと対象の位置を指定します。

Filename=<filepath>\<filename>.xml

XPath=/EADATA/Dataset_0/Data/Row

5

OKボタンを押し、ダイアログを閉じます。

6

テンプレートエディタで、「カスタム」のセクションを追加します。

7

フィールド内で右クリックし「カスタムフィールドの挿入」を選択します。

8

出力対象となる、XMLに含まれる属性名を指定し、OKボタンを押します。

9

必要に応じて手順7と8を繰り返します。

10

通常のテンプレートから、作成したテンプレート部品を呼び出すように構成します。

 

注意:

(呼ばれる側のXMLデータではなく)呼び出し側の定義では、現在処理対象となっておるパッケージのIDや対象の要素のIDを#OBJECTID# や #PACKAGEID# のマクロで参照できます。そのほか、以下のようなマクロが利用できます。

  • #Branch# は、処理中のパッケージの子パッケージのPackageIDが設定されます。再帰的に処理する場合に有用です。対象が要素の場合には、この値は0となります。
  • #PACKAGEID# あるいは #Package# は対象のパッケージのPackageIDが設定されます。

 

 

参照: