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アイテム定義は、デシジョンモデルで使用されるデータアイテムのデータ型と構造を表現したものです。入力データ要素・デシジョン要素・ビジネス知識モデル要素のパラメータのデータ型定義として機能します。アイテム定義では、DMNシミュレーションで使用する値のセットを提供するデータセットも定義できます。異なるデータセットを切り替えると、デシジョンモデルを使用して「what-if」分析を実行できます。
アイテム定義の構造
複雑なアイテム定義は、ネストされた要素で構成されます。たとえば、「tApplicationData」は次のように構成されています:
上の「tApplicationData」アイテム定義の例は、5つの子アイテムの複合型です。さらに「Monthly」は3つの子(Expenses, Income, Repayments)で構成されています。末端のコンポーネントは、number(数値)・string(文字列)・boolean(真偽値)などの基本型を持ちます。
データセット
アイテム定義のデータセットは、ツールバーの「データセットの編集」アイコン から表示および編集できます。「DMNアイテム定義のデータセットの編集」で、データセットを追加・削除・コピーできます。データセットのCSVインポートおよびエクスポートもサポートされています。
たとえば、上の画像の右下で、「tApplicantData」のアイテム定義には3つのデータセットが定義されています:
データセットは、このアイテム定義を参照設定している入力データ要素で見ることができます。
たとえば、 「Applicant Data」入力データ要素は「tApplicantData」アイテム定義へ参照設定されているので、ドロップダウンメニューでデータセットの選択を行うことで、そのデータセットの値を表示できます。
アイテム定義への参照設定
DMN入力データ要素は、次のいずれかの方法でアイテム定義への参照設定を行う必要があります:
その他の目的でアイテム定義を使用する場合もあります。たとえば、BKMの入力パラメーターやデシジョンテーブルの出力パラメーターのタイプを設定する場合があります。
参照: