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アクティビティ図において、終了状態には2種類があります。UMLではどちらも終了ノードとして定義されています。上の図のようなアクティビティの終了要素はアクティビティの完了を表します。アクティビティが完了すると、アクティビティ内のすべてのフローは中断されます。もうひとつの終了状態であるフロー終了はアクティビティ内の他の処理には影響を与えない点が異なります。
この例はアプリケーションの構築の流れを示しています。ビルドするコンポーネントがない場合や他に必要なコンポーネントがある場合にはフローの終了点に到達します。すべてのコンポーネントが正しくビルドできた場合でも、他の振る舞いは継続されます。アクティビティの終了点に到達するのはアプリケーションの配置が完了した場合のみです。
注意: |
ダイアグラムの位置を移動する場合、通常は他の要素には影響を与えません。ダイアグラムを別のパッケージに移動したとしても、ダイアグラム内で利用されている要素はそのまま同じパッケージに残ります。 ただし、この要素、通常は1つのダイアグラムのみで利用されます。そのため、ダイアグラムを移動すると、内部的に同じパッケージの下に移動する処理が行われます。 |
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参照: