コミュニケーション図のメッセージはシーケンス図のメッセージと同じです。つまり、オブジェクトが別のオブジェクトの機能を利用したり、オブジェクトにメッセージを送信するために利用されます。Enterprise Architectのメッセージは必ずオブジェクト間の関連とセットで利用されます。最初に、オブジェクト間に関連を作成する必要があります。その後、その接続にメッセージを追加します。
作成したメッセージはドラッグすることで適当な位置に移動させることもできます。
メッセージにはダイアグラムの処理順序を反映した番号が追加されます。この番号はそれぞれのイベントの包含関係も反映して作成されます。
例えば、以下のような形になります。
1,
2,
2.1, 2.1.1, 2.1.1.1
2.2, 2.2.1, 2.2.1.1
3
ここで、 2.1 と 2.2 のイベントは、イベント 2の発生に伴って発生するイベントになります。
もし、対象のオブジェクトが分類子のインスタンスである場合には、メッセージの名前として定義済みの操作から選択できます。
メッセージ番号を並び替える場合の手順については「メッセージの並び替え」のページをご覧ください。また、メッセージの番号を非表示にする場合には、対象のダイアグラムのプロパティを表示し(背景でダブルクリックするとプロパティダイアログが表示されます)接続タブの「コミュニケーション図の番号を表示」チェックボックスを外してください。
参照:
注意: |
コミュニケーション図は、UML1.4ではコラボレーション図と呼ばれていました。 |