<< 目次を表示 >> ページ位置: Enterprise Architectの拡張 > 独自の表記方法・記述言語の定義 > MDGテクノロジーを独自に定義 > プロファイルの作成 > プロファイルの作成と編集 > プロファイルエディタの利用 > プロファイルの定義 |
独自のモデルの構成要素、つまり要素・接続・属性や操作を定義する場合には、プロファイルを作成してステレオタイプとして定義します。
ドメインに特化したツールセットを提供するためにMDGテクノロジーを作成する場合、一般的な出発点は、提供したい各要素・接続・属性や操作などを定義することです。これらはプロファイルによって定義されます。
プロファイルで定義される項目は、すべてEnterprise Architectが提供するUMLのメタクラス(基本)要素か、あるいは既存の他のプロファイルで定義されている項目を元に拡張します。
プロファイルの作成が完了したら、外部のXMLファイルとして出力します。プロファイル単独で利用することもできますが、MDGテクノロジーに含めて利用する方法が一般的です。
プロファイル内で定義されるそれぞれのステレオタイプは、メタクラスあるいはステレオタイプを拡張することになります。具体的には、以下のような拡張を含むことができます。
UMLプロファイルの作成
# |
操作方法 |
||
1 |
モデルブラウザで、ステレオタイプ<<profile>>が付加されたパッケージに含まれるダイアグラムを探し、開いて下さい。 パッケージがない場合には、MDGテクノロジービルダーを利用して作成できます。
(参考:プロファイルエディタの利用) |
||
2 |
ステレオタイプ要素に、定義済みのタグ付き値の型を参照するタグ付き値を含める場合は、プロファイル図のデータ型要素でそれらのタグ付き値の型を定義します。 ステレオタイプ要素に、いくつかの事前定義された値のドロップダウンリストを持つタグ付き値を含める場合は、値の各セットをプロファイル図の列挙要素で定義する必要があります。 また、独自プロパティが構造化タグ付き値を持つ場合には、その構造を事前にクラス要素を利用して定義する必要があります。 これらの列挙要素やクラス要素は独自のステレオタイプ要素を定義する前に作成しておく必要があります。 |
||
3 |
ツールボックス内のステレオタイプの追加の項目をダイアグラム内にドロップします。ステレオタイプを追加するためのダイアログが開き、独自要素の種類名などを指定できます。必要に応じてタグ付き値や描画スクリプトなどを追加します。 |
||
4 |
必要に応じて、ステレオタイプの制約を追加して下さい。 |
||
5 |
必要に応じて、ステレオタイプの外見(書式)を設定して下さい。 |
||
6 |
手順3~5までの操作を繰り返し、必要な項目を定義します。 |
||
7 |
必要に応じて、プロファイルにクイックリンクの定義を追加します。 |
||
8 |
パッケージをプロファイルとして保存してください。 プロファイルの名前はパッケージの名前と同じになります。このプロファイル名は、ツールボックスプロファイルを定義する場合に必要になります。 |
||
9 |
必要に応じて、作成したプロファイルをMDGテクノロジーに追加して下さい。 |
注意: |
プロファイルパッケージには他のパッケージを含めることはできません。他のパッケージをこのプロファイルパッケージに追加しないで下さい。 |
参照: