監査機能の性能に関する問題

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監査機能の性能に関する問題

プロジェクトに対して監査機能を有効にした場合には、多くの処理や機能の実行の処理時間が増加します。

 

ほとんどの機能についてはそれほど大きな影響はありませんが、実行する機能やプロジェクトの構成などによっては無視できない遅延が発生する場合があります。具体的には、次のような場合には、処理時間の増加が顕著です。

 

項目

説明

多くの要素の削除

多くの要素やパッケージをまとめて削除する場合には、監査を有効にしていると処理時間が増加します。監査が不要な処理の場合には、事前に監査を無効にするとよいでしょう。

XMIの読み込み

XMIの読み込みは、監査を有効にしていると、XMIのファイルサイズに応じて処理時間が増大します。XMIの読み込みを監査の対象外にすることが可能です。

ソースコードの読み込み

ソースコードの読み込みは、監査を有効にしていると、ソースコードの内容や数によっては処理速度が増加します。ソースコードの読み込みを監査の対象外にすることが可能です。

複製

複製機能が有効な場合に処理速度に影響する場合があります。

なお、監査が有効な場合には複製情報の削除は実行できません。複製を削除する必要がある場合には、監査を無効にする処理を実行します。監査が無効になると、複製を削除できます。